サチコの体重が4kgを割り込む一方、マコちゃんの体重が7kgに迫ろうとしていて対応に苦慮している。留守がちな我が家で、一方を太らせ、もう一方を痩せさせるというのは、とても難しい。サチコは体調が悪いわけではなく、加齢と共に偏食になってきているようで、好きなものは「くれー、くれー」と四六時中うるさいぐらいだが、それは特定のメーカーの猫缶なので、食べものの傷みやすいこの季節、出しっ放しでは出かけられない(傷まないにしてもマコちゃんが食べてしまう)。かたやマコちゃんは出されたものは何でも美味しくいただく主義なので、だら喰いさせれば当然太り続けるわけだが、24時間ほど家を空ける夜勤時などは、カリカリを出しておかないわけにもいかない。自動給餌機などを駆使して、1日2回程度、適量を与えるのが現実路線かなーと思うが、果たして留守中、2匹が横取りしたりされたりせずに、それぞれに合った量を食べてくれるのか、とても疑問だったりする。……とここまで書いて、ダイエットという言葉は普通に使うけど、太らせることを何と言えばいいのか知らないことに気づいた。
さて、今日は一日だけの休暇で、天気もまずまずだったので、朝から立川あたりを散歩してみた。湿度は高めだったが、気温的には過ごしやすく、嬉しい悲鳴が上がるほどの収穫を期待して出かけたが、結果はぼちぼち。立川のような勝手知ったる場所でも、なかなか思い通りには会えないものだ。猫だから仕方ないけど。
最初に見かけたのは、マンションの室外機でうずくまっていた黒。
近寄ったら緑目の黒だった。こいつはよくJTKとつるんでいる。湿気の多い季節になると、決まって白癬が出てくるらしい。去年もそうだった。
白癬の黒のあと、七三や三毛子、チョビ1号などの縄張りを回ってみたが、ことごとく空振り。南武線の線路を渡ってしばらく歩いて、ようやく次の猫に遭遇した。
久しぶりのバルコニー猫。呼んだら向こう側に降りてしまった……。
この辺をシマにしている青目の白。もう7時半なんだけど、猫の活動の時間にはまだ早いのかな。
視線が微妙なのは、逃げかかってもう動いているから。毛色はブルーとクリームっぽいから、遺伝子型はww Oo A- B- C- dd ii ssかな。模様はクラシックタビーのような気がするけど、薄くて分かんない。
立川駅から75分ほどかけて、休憩場所の遊歩道に到着したのは6:40。渇いた喉を潤すためジュースを買って来てみると、ベンチの上に先客がいた。
おー、久しぶりのゴメン顔。MOONちゃんとこで④号と呼ばれている子だ。ずいぶん会わなかったなー。
「まだ何かやれと?」
……というわけで、ここでしばらく休憩したあと、猫散歩はもう少しだけ続く。