ここのところ晴天が続き、空気が乾燥しているため、体が痒くて落ち着かない。最近は年のせいか年中通して痒くなりつつあるが、それでも冬の痒さは別格だ。今日のように北風の強い日は、外気に晒されやすい足首や首筋が特に痒い。爪で掻くと跡が残ってみっともないので、なるべく我慢しているが、それはかなり忍耐のいることだ。
八王子のアメダス履歴を見たら、最大瞬間風速は11:45に18.1m/sを記録していて、これはまさに散歩中の出来ごと。これだけ風が強いと猫的にも不利で、目立たない場所でじっとしているのが多かった。歩いたコースは横浜線の橋本から相原で、結果は3匹。そのほか、JRから京王に乗り換えるため、片倉~京王片倉を歩いている間にも猫に会った。
最初の2匹は民家の濡れ縁で発見。庭木が風を遮って、日なたぼっこにはちょうどいいみたい。
もう少し近くに来てくれないかと思って、念のため呼んでみたが、こちらを見つめるばかりで動きなし。
冬の低い日差しは長い日陰を作り、強い風も相俟って、無意識に歩いているとかなり寒い。数キロ歩いただけでヘタレてしまって、そそくさと相原駅に向かっていると、路地端でまったりしているのが見えた。
じっとして動かない。立派な被毛を纏っていても、20m近い風をまともに受けると、あっという間に体温が奪われてしまう。
乗り換えのため片倉で下車し、駅近くの猫拠点に立ち寄ってみた。日陰に佇むサビ発見。
最後の猫はペルシャ顔のキジ白。個性が際立っていて、印象に残る子だった。