今月の日勤は23日に1回を残すだけとなり、気分的にだいぶ楽になった。朝の散歩は寒さよりも暗いことが難儀で、せめて7時を過ぎないと写真を撮るのはきつい。感度を上げさえすれば撮影自体はできるが、暗いと被写体が見えないのでピントが合わせられないし、補助光は猫が嫌がるので積極的には使えない。これからしばらくは、冬晴れの昼下がりにのんびり歩けるので、ほっと一息ついているところだ。
今日の散歩コースは高尾駅から並木町バス停までの約5.4km。この辺りは浅川や南浅川に侵食された八王子台地が舌状台地を形成していて、コース取りを誤ると、何度も上ったり下ったりさせられてひどい目に遭う。しかし上手くすると崖線上からの見晴らしがとても良く、天気のいい日は南向きの斜面で猫がごろごろしていたりもする(一例)。今日はお昼前から南風が吹いて気温が上がったので、そうした光景を見られたらいいなと思い、正午前に家を出た。
猫ヶ丘を回って駅へ向かっていると、いつもの猫民家から馴染の三毛ちゃんが出てきた。
高尾駅をスタートしてから25分後、ややダレてきたころになって、ようやく1匹目に遭遇。ちなみにここはかつて駅だった場所。
リードをつけて日なたぼっこ中のキジ白。わずかにレッドが混じっているような気がしないでもないんだが……。
コントラストが高くて、目が開いているのかいないのか分かりにくい。この季節の鉢割れ黒白はムズカシイ。
すでにここは舌状台地の上。崖の斜面に猫はいなかったが、広い駐車場の奥で毛繕いしているのがいた。
……しかし、キジトラは見えなくなるまで逃亡。茶トラ白も車の下に潜ってしまった。ホントごめんなさい。
予定通り黒白が逃亡し、失意とともに元来た方を振り向くと、庇の上で目を細めているのがいた。
ちょうど1年ぶりのキジ白。前回見かけた時も、同じように目を細めていたっけ。