2泊3日の旅行なんてあっという間で、今日は早くも日本に帰ってくる日。この記事が自動公開される18時ごろは、羽田行きの機内で離陸を待っているころだと思う。入国で引っかからなければ、自宅には25日午前1時ごろ着く予定。
今日は、今月17日の夜勤前に会った子たちを紹介しとく。月でいちばん忙しい日だったので、出勤前の散歩はしたけど、載せられずにいた。
散歩コースは地元駅の北側から出発して、西武拝島線の西武立川まで。「立川」という名前に騙されがちだけど、それなりに栄えている普通の立川と違って、西武立川は畑の中に住宅が点在しているような場所なので、猫影はとてつもなく薄く、このコースは前半が勝負となる。
駅近くの猫路地で1匹目に遭遇。ここは先日、地元の中学生に14匹いると教えてもらった場所。
人待ち顔のキジトラ。ボールが空っぽなので、ご飯を待っているのかも。
こいつはこの距離が限界。3回挑戦したけど、車の下に潜ってしまってダメだった。
この日は初っ端からキジトラだらけ。3匹目はやや丸顔の子だった。同じ毛色でも顔立ちはそれぞれみんな個性的。
固まってしまって動かないので正面に回ったら、一瞬だけ日が差した。
これが猫の基本歩行。このように、同じ側の前足と後足が同時に出る歩き方を側対歩という。猫の側対歩はちょっと変わっていて、写真で分かるように、左前+右後→右前+左後というように、同時に地面につく足は左右の2本ずつ。こうすると狭い塀の上なんかも平気で歩ける。お尻を振って歩くのもそのせい。
で、やや急ぎ足だと「斜対歩」に変わって、後ろ足と反対側の前足を出す組み合わせになる。全速力で逃げたり、獲物を追ったする時は、回転襲歩という足運びに変わる。要するに逃げられているわけだけれども。
枯れた原っぱに茶トラが佇んでいた。猫って赤系の色は認識できないそうだけど、外猫を観察していると、自分の毛色を自覚して行動しているように感じる。茶系の猫は、秋や冬になると、枯れ草や枯れ葉の上で保護色モードになっているのが圧倒的に多い。
……なので、見つからないつもりでいたらしい。近寄ったらびっくりして民家の敷地に逃亡。
さっきの黒は、隣接するこの家の猫だったらしい。庇の上から様子を眺めているのがいた。
角度を変えてもう1枚。警戒心が強くて、このあと奥に引っ込んでしまった。
ここにもキジトラ。あまり人の通らない路地のようで、このほかにも数匹の猫が寛いでいたが、俺に気づくなりみんな逃げた。
樹上に逃げたのもキジトラ。この日はキジトラに始まりキジトラに終わる日だった。