今日は台湾旅行の二日目ということで、主な目的地は九份その他。恐らく日中の九份は混んでしまってどうしようもないと思うので、その辺りの散歩は明日の朝にすると思う。台湾旅行に合わせて広角レンズを1本買い足したのも、いつも使っているレンズの広角端が18mmとやや狭く、九份のような場所では苦しかろうということで用意した。これで猫を見つけられなかったら涙ちょちょ切れだぜ。
猫の方は、今月14日に髪を切りに行った時の後編(前編はこちら)。変則夜勤で7時半に仕事を終えたのは良かったが、この日も氷点下の冷え込みで、散歩開始の9時になってもまだ寒く、みかんの実る猫農家を除けば、あまりぱっとしない結果で終わりそうに思われた。
東所沢の床屋に着いたら少し待ち時間がありそうだったので、その辺をぶらぶらしていると、ほどなく1匹の茶トラを発見。やっぱり歩いてみるもんだな。
もっと近寄っても平気な感じだったが、ちょうど通りかかったトラックに驚いて引っ込んでしまった。残念……。
君はずいぶんまるまるしているね。きっと美味しいものをたらふく食べているんだろうね。
同じ家の庭からがさごそ音がするので、もしやと思って見てみると、小さいのがこちらを窺っていた。
どちらも同じ体格なので、たぶん兄妹。キトゥンブルーが抜けているので、生後2~3ヶ月ぐらいかなあ。
まるまるとした茶トラのいた玄関先に、今度はクリーム色のが出ていた。この家ずいぶんいるな。
塀の向こうから顔を出したサビ。さっきの子供たちのお母さんかな。
その後、髪を切り終えて、地元に戻ってきたのは13時半。家に帰る前に衆院選の投票所に向かっていると、生け垣の向こうにキジ白がいるのを見つけた。
ここは投票の時にいつも立ち寄る猫マンション。2012年の衆院線・都知事選では三毛や茶トラ白、2013年の都議選では愛くるしい子猫たちに萌え死んで、以来、選挙となると必ずここをチェックするようになった。
投票を終えた帰り道、同じ場所に別の三毛が出ていた。どちらもとても臆病で、これ以上は近寄れなかった。
ちなみに、この日の投票所では、BGMにショスタコーヴィチの交響曲第五番が流れていた。ショスタコーヴィチはスターリン時代のソ連の有名作曲家で、この一つ前に作曲した「ムツェンスク郡のマクベス夫人」というオペラが、プラウダ紙にけちょんけちょんに貶されたため、このままでは収容所送りか銃殺かという局面に立ち、ソビエト共産党の評価を多分に意識して書いたのが交響曲第五番と言われている。個人的には好きな曲で演奏したこともあるが、まさか投票所で耳にするとは思わなかった。思わず比例代表の投票用紙にky(以下略)。