今日は雨の朝だった。5時前に起きて散歩していることもあり、仕事中に死ぬほど眠くなるので、端から猫も散歩も休むつもりでいたが、17時すぎに仕事を終えて外に出てみると、思っていたよりは明るくて、少しなら散歩して帰れそうだった。
所詮は埼玉県という先入観があったので、和光なんて田舎だと思ってバカにしていたが、夕方の住宅街は意外に人通りが多かった。すぐ隣は練馬区や板橋区なのだから、うちの周囲なんかよりも、実はずっと栄えているのだった。会社を出て10秒足らずで見つけた猫は、車の下に潜ってしまったためスルー。人の多いところは猫も多い。若干やりにくさを感じつつ、隣の朝霞駅に向けて歩いていると、路地を横切る猫を見つけた。
「可愛いねー」と声をかけたら、お澄まししてくれた。意思の疎通が図れたような気がして、何となく嬉しい。
やや雲の厚い夕方で、いつもより暗くなるのが早く、撮影には苦しくなってきた。そろそろ帰ろうかなと思っていたところ、とある民家でバルコニー猫を発見。
カメラなど歯牙にもかけず、下々の民を眺める茶トラ白。要するに無視。
今月8日に猫を見かけた駐車場に、今日も猫がいた。
前回会ったのとは模様が違うし、首輪もしていないけど、実はバルコニーのも含めてみんな同じ家の猫らしい。
キトゥンブルーが抜けていないから、生後1ヶ月半ぐらいかな。新しい通勤路にも張り合いが出て来たけど、こうして写真が撮れるのは日の長い間だけ。嬉しいような悲しいような。