今日と明日は連続夜勤のため散歩の時間が取れない。普通に通勤していても猫には会えるかも知れないが、写真をいじる暇があるなら寝るべきだし、たぶん疲れ果てて文章を捻り出すこともできない。いつもなら休載するところ、載せられずに残っているのが2回分あるので、今日と明日はそれらを予約投稿で紹介する。
今日載せる猫たちは20日の散歩の続き（前回はこちら）。地面にひっくり返ったアブラゼミを監視する2匹の猫に会ったあと、その近所にある猫民家に寄ってみた。もう一度会いたいと思っていた猫姉妹はいなかったが、向かいの家の敷地に小柄な茶トラ白がぽつねんとしていた。
ささっと写真を撮って立ち去ろうとしたら、奥から出てきた。
もしかして、遊びたいの？
目がまん丸すぎて表情が読めない……。腰を浮かしているから、たぶん逃げるんだろうな。
茶トラ白には予想通り逃げられて、次に立ち寄ったのは散髪散歩定番の猫農家。曇り空で16時前という時間帯が幸いしたのか、8匹ほどの猫たちが広場でまったりしていた。
伊之助もいるね。
こんにちはー。君は初めましてかな？
「分かんなーい」
のびー。
夕ご飯を期待したのか、珍しく伊之助が近寄ってきた。悪いがご飯は持っていないのだよ。
最初からそんなもの期待していないのが数匹。
手前の黒白は、ここでいちばんアンフレンドリーな子。近寄ったらシャーと怒られてしまった。
土蔵の割れ目からもう1匹。この子はまだ小さいねえ。
さっきの人懐っこいキジ白と毛色がそっくり。君たちは親子だったのかー。
毛繕いに忙しいお母さんと、おっぱいに夢中な子供。
授乳のあとは、子供ではなく母が寝てしまった。子育てで疲れが溜まっているのかな。
とっくの昔におっぱいを卒業した伊之助は、夕ご飯が出てこなくてご機嫌斜めの様子。構っても相手してくれないので、諦めて床屋に向かった。
