今日の夜勤明けはいい感じに曇っていて、気温も24℃ほどで過ごしやすかった。真夏とは思えない好条件で、散歩コースをどうするかとても迷ったが、迷いすぎて決められなくなり、特に理由もないまま、駅前で発車待ちしていた聖蹟桜ヶ丘駅行きのバスに乗った。バスの車中でも地図を見ながら迷っていたが、そうこうしているうちに終点に着いてしまったため、今日の散歩は聖蹟桜ヶ丘~百草園と相成った。できればモノレールで立川に出られる高幡不動まで歩きたかったが、お昼すぎから床屋を予約していて、歩いているうちに時間切れになった。
聖蹟桜ヶ丘に知り合いはなく、この街を訪れるのはたぶん生涯で2回目ぐらいだと思う。若いころ、ここに本社を置く某鉄道会社を受験しに来た。現在SEになっているわけなので、結果は推して知るべしだが、今考えれば落ちて良かったんだと思う。決して負け惜しみではなく、俺のような落ち着きのない性格の人間に鉄道員は向いていない。
まあそんなことはどうでもいいんだが、今日の1匹目は会社近くの新拠点で見かけた子。
いくら呼んでも目線はもらえず、最後は建物の奥から猫缶を開ける音がして行ってしまった。
聖蹟桜ヶ丘に着いたのは11時すぎ。初めての散歩コースで、うまく見つけられるかドキドキしていたが、幸いなことに15分ほどで三毛に会えた。
この子に会えたのは運が良かったが、真夏の開拓だから、次があるかどうかは分からない。たくさん撮って引っ張るよー。
狭いところで落ち着き場所を探っているように見える。ほこらや路傍の石碑と同じで、多少は冷たくて気持ちがいいのかな。
この辺りは疎水が流れる長閑な農村の風情で、猫は多そうだった。涼しい朝ならもっと会えると思うので、いずれまた挑戦してみる。