今日は旧居の最終確認ということで、現地で不動産屋と落ち合って建物外観や室内を見て回り、最後に鍵を返却して、拝島での生活は完全に終わった。できれば最後にシャム混1号に会いたかったが、正午すぎという最も猫の少ない時間帯だったせいか、ねぐらの庭はもぬけの殻だった。旧居の確認が終わったあとは、住民異動届を提出するため市役所にも寄った。
今日の猫は、それぞれの用務先に向かう道すがら会った子たち。大きく分けると、自宅から駅までと、旧居から市役所までと、市役所から昭島駅までの3区間。もともとそんなに歩くつもりではなくて、市役所から昭島駅まではバスに乗るつもりだったが、用を済ませてバス停に行ってみたら何と40分待ち。最後にとどめを刺された感じで、帰宅してからしばらく抜け殻になっていた。
では本題へ。1匹目は車の隙間で就寝中の三毛。
民家の敷地で何かと対峙する猫発見。いつもいつもこんな構図でホントすんません。
三毛の視線の先にいたのはトラ子さんだった。ちなみに、俺は成り行きでトラ子さんと呼んでいるが、この子はオスなので念のため。
最終確認を終えて旧居をあとにしたのは13時半。2区間目の散歩を開始したころには、やや日が傾いて影が長くなっていた。
塀の向こうからこちらを睨む視線あり。
裏にいたのはきれいなシルバークラシックタビーだった。睨んでいるように見えるのは、コントラストが高くて目元に影ができたりとか、眉間や目尻の模様だったりとか、猫の目には眩しすぎる日差しだとか、色々あると思うんだけれども、本気で睨んでいる可能性もある。
しかし、1匹はあえなく逃亡。残ったキジ白は楚々とした美人さん。
まずは伸びる神猫1号。展開が早すぎてフレーミング追いつかず。
一通り遊んだあとも、顔つきは眠そう。お昼寝から醒めるのが少し早かったかな。
……しかし、それは俺を欺くための技だった。通り過ぎて振り向いたら、普通に毛繕いしているではないか。
市役所で用を済ませて、最後の区間で見かけたのは1匹。防犯連絡所で警戒に当たる猫発見。
すりすりはぐはぐごろんごろんのオンパレード。重い体を引きずって駅に向かっていたが、ここでの15分間でだいぶ充電させてもらった。