よく晴れた祝日の朝、訳もなく「そうだ大月に行こう」と思い立ち、そそくさと仕度して家を出た。八高線で八王子に出れば、ちょうどホリデー快速河口湖号に乗れる時間だった。
駅に向けて歩いていたら、道路予定地の空き地の隅でキジ白1号が毛繕いしていた。工事の進捗とともに、こいつの縄張りは少し西にシフトした。上の段にいるのを見かけたのは久しぶりだ。
そして、体調不良から復活した茶トラ駅長。今朝は駅前ロータリーの芝生にいた。
電車を乗り継ぎ、約1時間の旅で大月に到着した。整備工事中の駅前を離れて街中を歩いていると、駐車場で寛ぐ2匹を発見。
首輪に名前と電話番号の書かれた札がついていた。大事にされているんだろう。
その後しばらく猫は見つからず、知らない街を1時間近く彷徨った。疲れてきたので、駅のそば屋でそばを食べて、駅前をもう一回りして帰ろうと思って歩いていたら、細い路地でようやく次のが見つかった。
バケツの水を飲んでいたらしい。今日は気温はさほど高くなかったが、日差しが強かったので、猫たちも日なたより日陰の方を選んでいたのかも知れない。
天気がいいので、我が家の猫たちもバルコニーに出して、ゆっくり遊んでやらなければならない。お昼前に大月を出発して、八高線経由で帰ってきた。
いつものように駅でドーナツを買い、家に向かって歩いていたら、向こうから三毛1号がやって来た。
いつものお立ち台に立ってこちらを一瞥したあと、民家の庭に消えて行った。