今日は午後から雨の予報だったので、散歩以外は予定を立てずに家でじっとしていた。暇つぶしにYouTubeで台湾旅行記的な動画を見て回っていたら、中国語でのコミュニケーションに挑戦している人が多くて、改めて俺も現地の人々と会話したいと思うようになった。俺は学校でしか外国語を習ったことがないが、いわゆる駅前留学とかなら、学校よりはマシな教育をしてくれるはずだから、それなりに喋れるようになるのかも知れない。ただ、語学力というのは揮発性が高いとも思っていて、せっかく習って少し喋れるようになっても、継続して使わなければ身につかないと思う。習ったこともない癖になぜそう思うのかというと、語学というのは音楽と似ているように感じるからだ。成人してから楽器を習っても、多くの場合、次のレッスンまでに元のレベルに戻ってしまって、なかなか上達できない。演奏することを日常的に楽しめればいいが、そうでなければ、楽器の練習というのは苦行でしかない。しかもヘタクソ加減を他人に笑われたりもする(ように感じる)から、途中で投げ出す人をたくさん見てきた。これと似たようなことが、語学にも言えるのではないだろうか。例えば、台湾で現地の人に話しかけると、大声で「啊?」と聞き返されることが多く、日本語の発音だと「あ゙?」に近いので、慣れていないと精神的に打ちのめされる。
まあそんなことはどうでもいいんだが、午後から雨だというので、午前中のうちに猫関係業務を済ませるつもりで、あたふたと出かけて福生から拝島まで歩いてきた。
クリーム猫の家に行ってみると、いつもの外階段からこちらを見下ろしていた。なお、この写真にはもう1匹写っていて、拡大したところ茶トラ白らしきことは確認できた。ガスボンベの隙間に小さく見えている(マウスカーソルオンで場所表示)。きっと今までの写真にも、未だ気づかないこういう猫がたくさん写っているに違いない。
今日は空が白んでいて、撮影には不向きな光具合だったが、この手の毛色はむしろきれいに写る。今まででいちばん美人さんに撮れたかも。
これも分かりにくくてごめんなさい。欲張って2匹とも写そうとして、どちらもはっきりしない悪い作例。
キジトラはちょっと気取った感じ。あまり人懐っこくはなく、元の位置よりだいぶ後退している。
歓楽街をあとにして、住宅地の緩い坂道を登っていると、とある路地で黒っぽい2匹を発見した。
こちらはホンモノの黒。どちらも初めてではないが、見かけることは非常に稀で、この5年間で3回目ぐらいだと思う。
今日はものすごく機嫌が良くて、いつにも増して落ち着きがない。静止することがないので、写真を撮るのも一苦労だ。
一通りごろごろすりすりしたあと、ダッシュで家に帰っていった。回転襲歩で帰宅する猫というのも珍しい。
1ヶ月半ほど前に見かけたキジ白が今日もいた。警戒はしているようだが、動かないのは前回と同じ。
階段の下には食器が並んでいる。あの皿が美味しいもので満たされるまで、ここで待ち続けるものと思われる。
カーポートで寛ぐ黒白発見。この辺りは猫拠点になっているらしく、遠くからも鳴き声が聞こえてくる。
薄目を開いているのは俺を警戒しているから。鳴き声に反応しているわけではなさそうだ。
こちらも鳴き声には反応しない。日に当たりながら、何もない一点を見つめるばかり。