今朝は久しぶりに青空がのぞいていたが、久しぶりだと思っているのは俺だけなのかも知れない。夜勤の時は日中寝ていることが多いから、もしそうでなかったとしても分からない。今年の桜はまったく天気に恵まれなかったと思っているが、実際はそれほどでもないのかも知れない。
それはともかく、少なくとも今朝は青空が出ていたので、いそいそと仕度して7時前の電車に乗り、奥多摩へ行ってきた。ダイヤ改正で青梅線(青梅~奥多摩)の運転本数が間引かれてからというもの、無計画にあちら方面へ行くのは難しくなった。1本逃せば最大45分の待ち時間が発生し、往復となると90分だから、いくら暇とはいえ、それだけの時間を山の中でぼけっとして過ごすのは辛い。どの駅にも集落はあるから探せば猫もいるだろうが、坂道が多すぎて体力が持たない。そんなわけで、今日はあらかじめ予定を立てて、その通りに行って帰ってくるつもりで出発したのだった。
青梅線の電車は基本的に青梅で運用が分断されているが、今朝はわずかに運転されている立川始発の奥多摩行きに乗った。8時すぎに現地に着いてみると、早朝はすっきりしていた空が怪しくなってきていて、猫を見つけて撮った写真も白んでしまった。晴れるにしても曇るにしても、はっきりして欲しいんですけど。
肝腎の猫は気持ち良さそうにしていた。この子はいつも見かける三毛。
指で遊びかけたが、爪でやられると痛いので思い留まった。いきなりやめたので憮然としているところ。
見つめ合ったまま固まっているところ。そう長くは続かない、この一刹那が好きだったりする。
今日は快晴のつもりで、3ヶ月ぶりに猫集落へ行こうと思っていたが、時間が経つとともに雲が下りてきて暗くなってきた。これだと標高の高い猫集落はガスっちゃうかもなーと思いつつ、どうするか決められないまま氷川の街をぶらぶらしていると、高みからこちらを眺める猫を見つけた。ちょっと分かりにくいかな?
いきなりドアップ。まあ黒白だろうけど、下半身(?)を見たら三毛だったりするから油断ならない。
擁壁の上の路地に入ると、先ほどの黒白がいた。三毛ではなかったが、まだらのようにも見えるな。
結局今日は猫集落には行かなかった。余った時間でさらに氷川の坂道を上ったり下りたりしていると、原っぱの向こうに猫発見。
もう少し近寄ろうと思って草むらに入った途端、逃亡。
なお、今日はこんな感じで氷川の街なかをぶらぶらしたあと、御嶽と拝島にも寄り道した。写真が少し多めになって30枚を越えたので、後半部分は後日載せることにする。
三毛に逃げられた原っぱの一段下の路地。モノトーンな親子発見。
「あら、いいところに来たわねー。ずっと付きっ切りだったから、体を動かしたかったのよ。ちょっとだけこの子たちを見ていてくれるかしら」