台湾の衛生福利部(日本における厚生労働省に相当する省庁)によれば、12月3日現在のワクチン2回接種率は59.73%だそうで、週明けには大台の60%に達するものと思われる。10月末の報道では、台湾当局が「国境を開放するための検討を開始する」基準が60%とされていたので、待ちに待ったこの時がついに来たという万感の思いがあるが、あいにく今はオミクロン株が世界で猛威を振るいつつある。毒性などがまだよく分っていないとはいえ、せっかく目前に迫ったゴールがまた遠ざかってしまうのだろうなあと、何度目かの失意に暮れている今日このごろだ。
今日の散歩コースは拝島~西武立川までの4.8km。いつもと同じように正午前に家を出ると、まるで昨日から待っていたかのように黒煙ちゃんが座っていた。
毛繕いでなかなか止まってくれない黒煙ちゃん。夏の間はお昼に出てくることは滅多になかったが、この季節は日差しが気持ちいいので毎日のように見かける。
散歩開始は12:40。今は猫影のなくなった線路端や黒っぽい路地を過ぎ、日陰の丁字路に差しかかると、とあるマンションから猫型の黒いシルエットが現れた。
逆光なので黒猫のようにも見えるけど、この子は灰猫。マンションの周囲で時々見かける。
いつも逃げられてばかりなので、カメラに収まっただけでも嬉しい子。
ここはたくさんの猫が暮らす路地。一時はまったく姿を消していたが、最近また少しずつ見かけるようになった。ちなみにこの写真に写っているのはキジトラが2匹ね。
左側のキジトラの背後には黒の子猫もいた。キジトラはお母さんかな。
逆光の黒は年格好の見当がつかない。何となく若いようには見えるけど……。
膠着状態に陥っているうちに子猫は逃亡。ほかにも灰色子猫がいたけど、臆病すぎて歯が立たなかった。
歓迎されていないのは分かっているけど、仲間が増えたならまた来てみるよ。ここには薄色の遺伝子が継承されていると思うんだ(ご先祖様の一例)。
紅葉が終わりを迎え、色合いを失いつつある木立で猫発見。保護色的に寝ているので分かりにくいかな。
2019年1月から4シーズン連続で会えたパイプ猫。顎の下を通る塩ビパイプには猫肌のお湯が流れており、寒い季節になるとどこからかこの子が現れて、いつもとろけた顔でひっついている。もう少ししゃんとしたところも撮りたいのだが、ここで過ごすのは冬だけらしく、暖かい季節に来ても会えたためしがない。
不審者(俺)に気づいて前足を出した。これはダメかも分からんな。
これは懐かしい引っ越し猫。2015年10月に拝島から西立川へ引っ越した時や、2016年10月に西立川から平山へ引っ越した時、どちらも作業日に見かけたので、何となくそう呼ぶようになった。着替えるように引っ越しを繰り返した俺の人生も、平山から分倍河原へ移り住んで一段落したが、この子に会うのは2018年5月以来なのでとても嬉しい。