去年2月にサチコが布団の上でおしっこして、次に買う布団はどの程度の製品にするべきかとか、防御策をどうするかとか、色々悩んだ末、布団の上におねしょ用の防水シートを被せておくことにして、それなりにいい羽毛布団を買ったのが12月だった。しかし、満を持して導入した防水シートをわざわざ払いのけて、再び布団の上におしっこされてしまった。俺は今とても悲しい気持ちだ。
今回は現場を目撃したので割と原因ははっきりしていて、それはトイレが汚れていたからだ。夜勤の時は24時間ほど家を空けるので、その間はどうしても汚れが溜まってしまう。狭い家なので1個のトイレを2匹で共用させているが、やはり巷で言われているように、少なくとも頭数分か、それプラス1個用意した方がいいのだろう。室内で猫を飼うのは意外に大変で、おしっこやウンチだけでなく、ゲボや抜け毛とも戦わなければならないが、それでも可愛いと思えるのは、甘味に一匙の塩のような作用かも知れない。
さて、3日ぶりとなった今日の猫関係業務は羽村から。入院中の父に着替えその他を届けるため、お昼前に病院に着くことを目標に自宅を出たのは7時すぎ。駅に向けて自転車を漕ぎ出してすぐ、近所の家で1匹目を発見した。
たまに見かける黒白爺さん。うちの敷地にも遊びに来ることがあるようだが、いつも深夜なので本人確認ができない。
スタート地点は羽村市の外れ。はむらんバスを降りて間もなく、室外機の上でくっつく2匹を見つけた。
静かな住宅街をさらに行くと、砂利の駐車場にキジ白がいた。もうバレてるし。
キジ白とうだうだしていると、騒ぎを聞きつけた茶トラが現れた。
鼻の頭が黒っぽい子。初めてじゃない気がして帰ってから調べたら、去年12月にも会っていた。
たぶんまだ若いんだろうけど、ちょっと年齢の見当がつかない。5~6歳ぐらいかなあ。
最初にちらっと一瞥したきり、無関心な様子。怖くもないし興味もないみたいな。
これも俺を見ているのではなく、俺の背後の鳥に注目しているところ。
病院に行く前に、父の家に着替えを取りに寄らなければならない。手ぶらなうちにたくさん見つけなきゃと思って歩いていると、とある民家でキジ白を発見。さっきの猫民家からはだいぶ離れているんだけれども。
「これだけしたのに何も出てこないなんて……。あれが噂に聞く手ぶら野郎なのね」
その後、着替えの入った紙袋をぶら下げて駅に向かっていると、到着間際にダメ押しの1匹を発見。分かるかな。
毛色は黒というよりまだら。割ときれいにしているので、近所で飼われているのだろう。
昨日も一昨日も休んだので、明日はできるだけ更新したいんだが、予報によるとあいにく雨のようだ。以前は悪天候の時にも頼れる猫たちがいたが、引っ越してきてからはそこまで開拓していないんだよなあ。