撫でて出勤


立川市の猫

 昨日の朝から頭が痛くなって、お昼すぎまでは散歩に出るつもりでバスの時間を調べるなどしていたが、いざ出発の段になって見事にヘタレた。少しのつもりでベッドに横になったらそのまま動けなくなり、今日の出勤まで約24時間、猫を撫でながら唸っていた。
 体調不良の時、誰かがそばにいてくれると心強いものだ。何年も昔、朝起きたらぎっくり腰で動けなくなっていて、蚊の鳴くような声で「助けてー」と階下の家族を呼んだら、真っ先に駆けつけてくれたのがサチコだった。猫じゃどうにもならないので妻を呼んだが、気持ちは嬉しかった。いつもなら抱きしめてやるところだが、今は暑いので、愛情表現は撫でる程度に留めている。
 頭痛は出勤時刻になっても治らず、朦朧としたまま家を出た。雲が多くてそれほど暑くはなく、茶猫タウンの辺りを少しだけ歩いたら、2匹の顔見知りに会うことができた。
立川市の猫

立川市の猫

 こいつは警戒心が強いので、早くも身を起こして不測の事態に備えている。慎重に近寄らなくては。
立川市の猫

 徐々に目が細くなり、さらに近寄ったら逃げてしまった。細い路地なので避けられないパターン。
立川市の猫

 人妻三毛ちゃんちではダンナと思しき茶トラ白が寝ていた。隣の建築工事は貸しビルか何かだと思っていたら、どうやら立体駐車場になるらしい。工期はビルより短くて済むだろうが、いずれにしても猫たちは騒音や振動を嫌って、あちこちに避難している。工事が始まって以来、この庭で猫を見たのは初めてだった。
立川市の猫

 騒がしいのが気にならないのは性格なのだろうな。俺はこんなところには住めないわ。
立川市の猫

 散歩は2kmあまりで終わったが、稲田堤で乗り換えの際、いつもの瓢簞横丁でキジトラを見かけた。のほほんとした表情だが、なかなか懐いてくれない。
川崎市の猫

川崎市の猫

 ちょっと近寄るとこうなっちゃう。
川崎市の猫

川崎市の猫

 同じく稲田堤で、今度は細面のキジトラ。この子も4月に一度会っている。
川崎市の猫

 ちょっと個性的な顔立ちの子。この家には何匹かの猫がいるらしいが、外から見える場所にはなかなか出てきてくれない。
川崎市の猫

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