関東の冬の風物詩、放射冷却により、今朝の気温は氷点下3.2℃まで下がった。気温の低いことは布団から出た時に分かるし、それが雲一つない快晴の明け方に起こることも分かっている。だからカーテンを開けて窓の外を確認するまでもなく、今朝の散歩は横浜線の相原~橋本を歩くことに決めた。放射冷却現象が起きた冬の朝は、日昇後の猫の出現率がものすごく高くなる。
しかしそうは言っても、日の出の遅いこの時期、7時台に猫を探すのは早すぎる。せめて日の出から1時間ぐらい経たないと、猫たちは見えるところに出てきてくれない。宇宙が透けているような深い色合いの空とは対照的に、霜が降りて白くなった街なかを歩けど歩けど猫の姿はなく、そのままゴール地点の橋本に着いてしまったのだった。
そんなわけで今日は、散歩終了後、京王堀之内駅から職場へ至る間に、根性で見つけた4匹の猫を紹介。1匹目は団地の植え込みに潜むクリーム猫。近寄る前からバレているのはいつもの通り。
同じ団地のやや離れた植え込みに、茶系猫がもう1匹。いちばん温まりたい部位を東に向けているようだな。
以上の2匹は知った顔で、時々バスの車窓から元気な姿を確認していたが、2匹揃って生で会うのはとても久しぶり。たぶん2年ぶりぐらいだと思う(前回はこちら)。
一方、この付近で当てになりそうな猫はほかになく、あとは出勤して仕事するだけかと思いながら歩いていると、とあるマンションの裏で毛繕い中のキジ白を発見した。
直ちに逃走態勢に移行。可愛らしいボブテイルに触れる見込みナッシング。