せっかくの晴れの日に1匹も見つけられなかった昨日の教訓を踏まえ、今朝の散歩はできるだけ職場から近い場所にして、堰場バス停から京王堀之内駅までの3.7kmを歩いてみた。散歩開始もぎりぎりの7時半で、これで見つけられなかったらもうどうしていいか分かんねえやべらぼうめなどと一人ごちながら歩いていると、道端で猫耳が見え隠れしていることに気づいた。
人懐っこくはなかった。小走りで逃げて、茂みに隠れる前にこちらを振り向いてにゃあと鳴いた。
冬場の定位置は給湯器。キジトラか、それとも縞二毛か、とても微妙な毛色の猫が乗っかっていた。
同じ家の玄関先にも1匹。今朝は雲が多く、8時近くになってもまだ氷点下で、どちらの猫も冬毛がもこもこになっている。
三毛の背後にさっきの二毛が……。気になるならこっち来ればいいのに。
空っぽの容器を嗅いでいたが、諦めたと見えて植え込みの下に落ち着いた。今朝は何とか4匹会えて助かった。