昨日の八王子は日中から冷え込んで雪が舞い、今朝も氷点下4.8℃まで下がった。一軒家というのは冬の底冷えがひどく、気温が底を打つ明け方にもなると、布団に入ろうとする猫に起こされたりもする。「もしもし、一緒に寝てもいいですか?」とでも言いたげに、遠慮がちに頬をつついてくるのはサチコ。鼻先をぐりぐりして、力ずくで潜り込んでくるのがマコちゃん。折り合いの悪い2匹が時間差で来てくれれば平和だが、かち合った場合はシャーが始まるので、もはや寝てる場合ではなくなる。
そんなわけで今日は夜勤なのに9時に起きてしまった。窓の外は雲が多く、日が差しているうちはいいが、翳るとかなり寒そうだった。3日ぶりの散歩は自宅から行きやすく、終わったあとの出勤も楽な府中市内を歩いてみることにした。
スタート地点の分倍河原に着いたのは12:45。やや風が強かったせいか、いるはずの場所はどこももぬけの殻で、40分ほど歩いてようやく最初の猫に出会った。
上の写真を撮っている時は、地面の茶トラ白しか眼中になくて、塀の上の2匹にはまったく気づいていなかった。思いがけず接近していたので、「おわっ」と言ってのけぞってしまった。
ちなみにどちらも顔見知り。初めて会ったのは2014年秋のことだった。
茶系の3匹の近くにはお昼寝中のキジ白もいた。ちょっと分かりにくいかな。
背後に気配を感じて振り向くと、鼻黒の三毛が心配そうにこちらを見つめていた。
今日の猫たちのほとんどはごく狭い範囲で見かけた。次に現れたのはこれまた若いキジ白。
30分ほど足止めを食った猫拠点をあとにして、次に見かけたのが今日の最後。これはそんなに分かりにくくないと思う。
今日は珍しく府中競馬正門前から電車に乗った。平日だと20分に1本で使いにくいが、今日は祝日で9分おきの発車。車内はガラ空きで、終点の東府中までたった1分の貸切旅行を楽しんだ。