西高東低の冬型が強まっていて、昨日も今日も風が強かった。天気はいいのに猫たちは引っ込んでしまい、昨日の夜勤明けの散歩では、矢川~立川という歩き慣れた道にもかかわらず、ただの1匹も見つけられずに休載する結果となった。リベンジのため今日の夜勤前は逆コースの立川~矢川を歩くことにしたが、冬型の気圧配置は緩むことなく、風は依然として強く、人妻三毛ちゃんの家からスタートした散歩はからっきし。二日連続の玉砕を避けるため、目的地を矢川から西国立に変更して、何とか数匹見つけて休載を免れた。
場所を考えると不本意な結果ではあるが、それだけ猫たちが風を嫌がっていることの現れだろう。恒温動物は体温を維持するため食べ続けなければならない運命で、それは時に大変な苦労を伴う。せっかくの体温を北風に奪われたのでは敵わない。
まあそんなわけで、今日見かけた猫たちも堂々と歩き回っているのではなく、密やかにしているのが多かった。
最初の猫に遭遇したのはスタートから55分後(立川なのに……)。門扉の隙間からこちらを窺っているのは、顔見知りの黒白。
とても久しぶりなバルコニー猫。どのぐらい久しぶりかと思って調べたら、前回見かけたのは2014年6月だった。そもそも室内飼いのようだから、窓が開かなきゃ出られないわけで、その時たまたま通りかかればめでたく再会となる。元気そうで何より。
5.5kmの散歩で見かけたのは以上の4匹。この子は瓢簞横丁のキジトラ。稲田堤の乗り換えはラストチャンスで、たまにこうしていてくれるから助かる。