喪主は猫と戯れる


昭島市の猫

 一昨日の朝早くに父が死に、喪主として各種法要の段取りをしていたため、猫関係業務は4日間ほどお休みした。通夜や葬儀の準備は大方整い、今日は特にすることもなかったので、気晴らしに外猫を訪ねて散歩してきた。もちろん我が家には2匹の猫がいて、いつも精神的に助けられているんだが、自分の飼い猫というのは「甘み」が主でビターがない。スイカに塩を振るがごとく、たまに外猫たちに冷たくあしらわれたい欲求に駆られるんである。
 早起きする気力はなく、家を出たのは8時半。例年のこの時期なら、そんな時間に外に出ても暑くて散歩どころではないが、ここ何日か雨がちで、昨日などは最高気温が25℃にも満たなかった。今年の夏は猫探しには都合がいいが、気象的にはかなり特異なのではないかと思っている。
 見覚えのある三毛が水を飲んでいたのは、東中神駅近くの住宅街。このコースは11ヶ月ぶりで、旧居から引っ越す際、顔見知りの猫たちに挨拶回りして以来となる。
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「ちゃんと撮れたの? 私もう行くからね」
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 これはちょっと分からないかな。
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 少しズーム。これならどうかな。
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 ほらいた。景観に溶け込んでいるような、いないような。
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 睨まれちゃった。ネタにしてごめんなさい。
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 かつて定点だった猫ポイントで猫発見。自分としては、かなり古い定番アングルだと思っていたが、帰宅してから調べたら、初めてカメラに収めたのは2014年12月だった。猫は同じ。
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 超薄目。バレているようだ。
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 このコースには知り合いが多いんだが、今日はそうした猫にはあまり会えず、散歩の後半は初対面ばかりとなった。その取っかかりがこちら。
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 目つきが逃げる気まんまん。
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 逃げ切る前の一時停止。後ろのキジトラは最初と2枚目の写真にも写っているが、現場ではまったく気づかなかった。
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 そんな俺たちを見つめる二つの顔。この一角は猫の園みたいになっている。
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 野良然としたのもいるね。
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 美味しいものが出てくる場所だから、お裾分けを求めて来るのかも知れない。
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 門柱の渦巻き君。
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 門柱の上から木の実のようなものが転げ落ちて、一緒に降りてきた渦巻き君。俺がいるから出られないとでも言いたげに、ジト目で見つめている。
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 でも、我慢できないー。
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「レンズ越しに見られると白けるんですけど」
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 目的地の中神駅まで歩いて、最後は猫喫茶でナポリタンでも食べようと思っていたら、あいにくお盆休みだった。猫はいた。
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 裏に回ったらすでにバレていて直ちに逃げられ、再び正面に戻る羽目になった。相変わらず懐かない子。
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 父が死んだ夜、遺影になるような写真を探して、遺品のデジカメデータをさらっていたら、子猫時代のマコちゃんの写真が残っていた。偏屈頑迷な人だったがマコちゃんのことは可愛がっていて、最後に会話した時も猫は元気かなどと言っていた。1ヶ月前のことだった。
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