夜勤明けの今日は青空が覗いて、仕事帰りの猫散歩は久しぶりの苦行となった。ここのところ天候不順で低温が続いていたが、ひとたび日が差せば、気温はあっという間に30℃を超える。本来、この時期の昼下がりに猫なんか探しても簡単に見つかるはずはなく、西立川から旧居までの短い散歩で会えたのは、某巨大公園の茶トラ係長だけだった。
こんにちは。今日は暑いからプール目当てのお客ばかりかと思っていたけど、そうでもないようだね。
木陰が心地いいのか、係長は上機嫌。呼ぶと何度も返事してくれた。
御年19歳となった係長は暑さより寒さの方が苦手。相方のスーダラ君は不在だった。
その後はいくら歩いてもダメで、諦めて帰ってきたら14時近くになっていた。久しぶりに猫ヶ丘の猫民家の前を通ったら、目立たないところで寛いでいるのがいた。
茶トラの母親から黒猫の子は生まれないので、たまたま近くにいただけと思われる。意外に物怖じしない子だった。