今になって真夏の暑さが戻ってきた。今日は昨日以上に雲の切れ間が多く、最高気温は33.5℃まで上がった。天候が不順だった時は割と調子の良かった猫探しも、こうなってくると思うようには見つからない。おまけに夜勤前の散歩なので、最も気温の上がる13時~14時台に歩き回ることになり、熱中症に注意しないと生命の危険さえある。そんな条件で猫なんか見つかるわけがないと思いがちだが、丁寧に探すと意外にいてくれるから油断ならない。
……とはいえ、土地鑑もないような場所を闇雲に歩き回ったのでは、単に命を削るだけになってしまう。この子は顔見知りで、この辺りをシマにしている三毛。以前も道端の日陰で見かけたことがあって、もしかしたらと車の下を覗いたら、案の定いた。
とてつもなく分かりにくい写真でどうも済みません。引いて撮れる場所がこれ以外になかった。
黒い子猫は好奇心が強いようだ。カメラのレンズも大丈夫みたい。
やや長毛のキジトラお母さん。5月末に見かけた時、おっぱいが張っていたので、出産したばかりなのだろうなーと思っていた。子供たちが無事に成長しているようで何より。
臆病な方は麦わらちゃん。ちなみにこの家族をO遺伝子座に着目して分析すると、母はoo、息子はoY、娘はOoなので、父の遺伝子型はOYとなり、毛色は茶トラ系である可能性が高い。もちろん、より上位のW遺伝子をヘテロ(Ww)で持つ白猫かも知れないし、薄色やカラーポイントなどの可能性もあるが、俺の知る近所の猫分布からすると、去勢済を示す耳カットのないこいつあたりが怪しいと睨んでいる。今度会ったらパパと呼んでやろう。
猫家族に会えたのは嬉しかったが、しゃがんで猫を構っていたら滝のように汗が出てきて、不快指数は100%。さっさとモノレールに乗ってクーラーに当たろうと思っていたら、駅の近くでもう1匹見つけた。
ここは霜降り猫の多い家で、この子も全身を見て確認したかったが、臆病で歯が立たなかった。今日のところはキジ白に分類しとく。