ふるさと猫紀行(北斗編)


北斗市の猫

 先日の北海道旅行で撮影した写真の整理に着手したので、終わった分から順次載せていく。
 旅行期間は9月27日~29日で、主な散歩地は北斗市、函館市、夕張市など。そもそも今回北海道へ渡ったのは、父の四十九日の法要と納骨式を営むことが主な目的で、猫探しはあくまで「ついで」のはずだったが、蓋を開けてみれば菩提寺に滞在したのは1時間半程度。2泊3日の旅程の大部分は猫を探して歩き回った。
 法要を終えたのは27日のお昼すぎ。喪服で猫を探すのはさすがにアレなので、事前に局留で送っておいた私服に着替え、不要になった喪服や革靴を送り返して散歩開始。雲はやや多かったが暗くはなく、気温も道南だけあって21℃ほどと穏やかで、猫探しには適していると思われた。
 スタート地点は道南いさりび鉄道の清川口駅。以前はJR江差線(津軽海峡線を構成する路線の一つ)の駅だったが、北海道新幹線の開業とともに第三セクターに移管され、青森方面へ直通する定期旅客列車はすべて廃止された。貨物列車や臨時列車を除けば、1時間に1~2本の普通列車がのんびり行き来するだけのローカル線に戻ったわけで、その点だけは俺の子供時代に近い。猫の方は最初のうち芳しくなく、隣の上磯駅の先にあるセメント工場まで歩いても見つけられず、引き返す段になってようやく現れてくれた。散歩開始から1時間が経っていた。
北斗市の猫

北斗市の猫

 記念すべき北海道猫の第1号は恰幅のいいキジ白。すでに逃げ腰だけれども。
北斗市の猫

 こちらに興味はあるみたいね。
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 住宅街の路地で寛ぐ猫発見。
北斗市の猫

北斗市の猫

 遠目にはまだらに見えたが、近寄ったら三毛だった。しかも美人だった。
北斗市の猫

「あら、お目が高いわね」
北斗市の猫

 とはいえ近寄らせてはくれない。指の匂いを嗅がせることに失敗して、公園から出てこなくなってしまった。
北斗市の猫

 20℃を超えているので、ああいうところで怠惰にしているのもいる。なお、この写真には2匹写っている点に注意。
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北斗市の猫

 草の種をくっつけたまま、平らになっている黒白。写真を撮らせてくださいな。
北斗市の猫

「おう。いいぜ」
北斗市の猫

「ここにも1匹いることを忘れないでくれよ」
北斗市の猫

 川べりに集う猫たちと四季島。ここでこんな列車を見ることになろうとはなあ。
北斗市の猫

 君たちが生まれるよりずっと前、ここら辺は俺の縄張りだったんだよ。
北斗市の猫

「何だと」
北斗市の猫

 小学生は清川口から上磯まで10円で乗れたからね。よく一人旅したものさ。
北斗市の猫

 土手を歩いてきたもう1匹は、腹の足しになるようなものが出てこないことを悟ると、興味を失ったようだった。
北斗市の猫

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 キジトラ白かと思ったら霜降りのようだ。
北斗市の猫

 こちらは縦縞のトラ模様。みんなチョビ髭つきだし、きっと兄弟なんだろうな。
北斗市の猫

 とある民家の窓からクリーム猫が顔を出していた。
北斗市の猫

 プスプス言って気を引いたら、驚いたようにこちらをガン見。Googleストリートビューを見ると、2014年の夏ごろ建った家のようだから、この子も一緒に引っ越してきたのだろう。
北斗市の猫

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 ……そして恐らく同じころ、この裏に建っていた木造長屋が取り壊されたようだ。そこは新卒で赴任してきた父と、まだ産まれたばかりの俺を抱えた母が、三人で新しい生活を始めた家だった。そして意外なことに、俺たち家族が住んだいくつかの家の中で、最後まで残っていたのもその木造長屋だった。ストリートビューには写っていたのに、間に合わなかったのが残念だ。
北斗市の猫

 2時間半にわたる散歩を終えて、再び清川口駅前に戻ったのは15時。先ほど法要を執り行った菩提寺の裏手に猫影があった。
北斗市の猫

 警戒態勢で伏せていたのはヨレたサバ白。お土産の高級カリカリを差し出すと、攻撃と勘違いしたのか遠くへ逃げてしまった。
 この日の宿泊地は五稜郭。函館駅前のレンタカー屋に車を返し、市電に乗り換えて五稜郭公園前で降りれば、そこが現在の函館のいちばんの繁華街となる。移動中にも何匹かの猫に出会ったので、普段の散歩の合間を見て紹介する(こちら)。
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