雨の前に猫に会い、降り出したら床屋へ駆け込もうと決めて、家を出たのは8時半すぎ。行きたいところは色々あったが、今日は一日だけのお休みで、天気も芳しくないようだったので、立川の外れに住む知り合い猫を訪ねることにした。
先に結論を書いてしまうと、西立川の床屋は数日前から連絡が取れなくなっていて、今日も出先から電話してみたが誰も出なかった。何かの理由で休んでいるならそれでいいが、廃業したのだとしたら、また床屋ボヘミアンとして流浪の生活を送らなければならない。散歩コースも西立川を絡めるつもりだったが、そんなわけで予定が変わり、最終的には自宅のある日野市のほか、立川市、昭島市、福生市にまたがる広域散歩となった。
1匹目はバス停近くで見かけた三毛。朝からでかい声で鳴いていた。
美味しいの持ってるけどあげないよ。君は飼い主さんがいるじゃない。
今日を平日と勘違いしていたり、鈍亀の京王バスがいつも以上に遅れてきたり、立川で列車非常停止警報装置が発報したり、道中色々あって目的地の団地に着いたのは10時すぎ。空模様は心配したほどではなく、むしろ家を出た時よりも明るいくらいで、猫たちもちゃんと目覚めて外に出ていた。
この2匹は去年8月以来。人懐っこいキジ白も元気そう(動画はこちら)。
正面に回ってアップにしていたら立て続けにくしゃみした。風邪引いちゃったか。
くしゅんくしゅん言いながらも、駆け寄ってきて膝に飛び乗るキジ白。寝てないとダメだよー。
見事な富士額の黒白は、この団地に住む黒白家族の娘(詳しくはこちらの記事参照)。この子に会うのは半年ぶり。
娘、今日はめっちゃテンションが高く、一時としてじっとしていてくれない。
母と息子は見かけなかった。近所の人によれば、たまに現れるとのことなので、いずれまた来てみる。
団地の次は昭島市内に移動。路地の向こうに見えるのは懐かしい顔。
この子はモデル立ちのクラシックタビー二毛。会うのは2014年7月以来。
葉っぱのカサカサ音に反応してごろーん。何が彼女の琴線に触れたのか。
二毛のあとは拝島駅までぼちぼち。とあるアパートでサバ白1号がご飯を待っていた。
黒っぽい路地の黒っぽい面々。黒猫というのは目つきがそのまま個性になるのだな。
ここには黒白もいたはずだが今日は見なかった。
幼い顔立ちの長毛キジトラで今日の散歩は終了。多摩地区の紅葉は終わりに近く、もう少し天気が良ければと思わないでもなかったが、雨に当たらなかっただけでも良しとするかー。