自宅で使っているパソコンの調子が悪く、妻からも早く買えと言われていて、どれにしようか悩んでいる。不調の原因は見当がつくし直すこともできると思うが、モニタのバックライトも劣化しているので、今さらそれらのパーツにお金をかけるより、全とっかえの方が良いと判断した。ちなみに候補に挙がっている機種はまだ未発売で、従来機種と外形は同じだが色が異なる点に注意を要する。内緒ですり替えることができないからである。
まあそんなことはどうでもいいんだが、今日の夜勤前の散歩は南武線の矢川からモノレールの甲州街道まで。花咲く婆さん邸とブアイソーズ公園を経由するこのコースは日勤前に歩くことが多いが、やや距離が長いため、1時間以内に踏破することは難しい。日の出の遅いこの季節、ゆっくり散歩を楽しむとなると、夜勤前か休日を選ぶしかないのだった。
まずは自宅近くの猫ヶ丘から。巡回を終えて坂を下りる猫発見。
茶ファミリー邸の車の下に茶色いのがいた。微妙に木陰のいい場所だな。
奥の方にも2匹。スッパニャン(右)は相変わらず酸っぱい顔をしている。
分倍河原を経由して矢川に着いたのは13時すぎ。婆さん邸の庭にもブアイソーズ公園にも猫の姿はなく、いきなり出鼻をくじかれたが、近所の民家の庭を覗いてみると、奥の方でブアイソーズの黒白がぽつねんとしていた。
ブアイソーズ公園はもはや猫の朝食会場ではないので、まとめて見かける機会はほとんどなくなった。今でもこうして個別に会えるのは、近所の人々が親切だからだ。
ブアイソーズ公園から先は河岸断崖に沿う道となり、猫の気配はするものの、隠れる場所が多すぎて、なかなか会うことは叶わない。猫拠点と呼べる場所へたどり着くには、15分ほど歩かなければならなかった。
……ていうか分かりにくい?
「せっかくですから、一撫でして行かれては?」とお姉さんに促され、一歩前に出たら、見えなくなるまで逃げてしまった。ああ、お詫びの言葉もございません……。
お姉さんと猫の時間をぶち壊したばかりで、かなり凹んでいたものの、「猫見つく時ただちに撮るべし」とは我が家訓。果たして今度は「にゃあ」と鳴いて姿勢を崩したではないか。
これこそ猫の醍醐味。しばらくごろんごろんしたあと、ちょうど戻ってきた飼い主の爺さんと一緒に、家の中へ入っていった。可愛いトラちゃんまたね。