世の中はお正月休みに入ってまったりした雰囲気だが、俺は今日から2回の夜勤で年を越す。例年なら家の大掃除をしたり、2匹の猫を風呂に入れたりと、様々な儀式があるわけだが、それらに時間を割けるのは新年最初の休暇（1月2日～3日）しかない。とはいえ散歩には行くし、台湾旅行の仕度もしなければならないし、猫を風呂に入れるくらいはできても、大掃除まではきっと無理だと思う。最近は慢性的に時間が足りない。
今日は出勤前に高尾から西八王子まで散歩した。距離は約5.1kmで大したことはなかったが、のんびり歩きすぎて時間が押してしまい、京王堀之内から職場までタクシーに乗る破目になった。冬晴れのお陰で猫の方も調子が良く、1匹目はスタートから3分ほどで見つけることができた。
今日も初っ端からこんな写真。
ほらいた。
半年ほど前にも会ったことのある子。佇まいがとても斜めだったのが印象に残っている。
近寄っても平気だけどカメラはダメみたい。お寛ぎのところ済みませんね。
中央線の線路から離れたあとは、ほぼ崖線沿いの散歩道となる。雑木林に遮られて視界が悪いが、その先には扇状地が広がっている。猫もしっかり写っている。
「俺のことはほっといてくれ」
高低差の大きい崖を下りるには階段しかなく、その階段は猫が占領しているので通れない。
済みませんがちょっと通してくださいな。
だだっ広い駐車場で猫発見。
舌を鳴らすと眩しそうにこちらを見た。模様に見覚えがあったので調べたら、今年の1月にも会っていた。
毛づやがいいので近所の飼い猫かも知れない。
高台の団地は南向き。猫は地面で寛いでいる。
さっきのカラーポイントに続いてこの子もブルーアイ。2匹連続は珍しいかも。
……にしても、めっちゃ警戒心の強い子。なかなか近寄らせてくれない。
茂みに隠れて何とか接近。これで5mくらいかな。
同じ団地でもう1匹。昼下がりなのに割と出ているな。
立派なひげ袋をもう少しアップで……。
「おおっと、それ以上は勘弁だ」
建物の隙間に白い物体を認めて、どうせコンビニ袋だろう思って一度は通り過ぎたが、何となく気になって引き返したら猫だった。
隙間に挟まっていたのは、おねむなキジ白。この顔を見たら労働意欲が失せてしまった。
