残雪に紛れて


川崎市の猫

 今日はお昼すぎから用があったので、夜勤明けの散歩は軽めにしたんだが、終わってみると、所要時間も疲労度も普段とあまり変わらなかった。経路の都合上、2回に分けて散歩したからでもあるが、最初に歩いたはるひ野周辺は起伏に富んだ丘陵地で、無目的に歩き回るのはかなりくたびれる。今日の散歩でまだまだ未知の猫がいることが分かったが、こういう土地で新規開拓するのは、体力的にもうほとんど無理だと思う。
 街が瀟洒に作られていても山間であることに変わりはなく、駅前には先月22日に降った雪がまだ残っている。
川崎市の猫

川崎市の猫

「雪じゃないよ。猫だよ」
川崎市の猫

 最初は本気で雪と見間違えていて、念のため舌を鳴らしたら、にゃあと鳴いて飛び出してきた。
川崎市の猫

 ごろーん。お日さまが気持ちいいねー。
川崎市の猫

川崎市の猫

 この子に会うのは3回目。寒い日が続いていたけど元気そうで何より。
川崎市の猫

 一通り遊び回って飽きてきたところ。傍らにもう一名、猫好きサラリーマンがいたので、バトンタッチして次に向かった。
川崎市の猫

 土地区画整理事業地から少しでも外れると、こうして里山の名残が現れる。
川崎市の猫

 北斜面の痩せた畑でキジトラに遭遇。落ち着きなく歩き回っている。
川崎市の猫

川崎市の猫

 おお、行く手にもう1匹いるではないか。ここは猫拠点のようだな。
川崎市の猫

 奥の霜降りは戦闘モード? 尻尾が膨らんでる。
川崎市の猫

川崎市の猫

 知り合いだったみたい。もしかして俺にケンカ売ってた?
川崎市の猫

 若葉台から稲城まで1駅だけ電車に乗り、二つ目の散歩コースは南武線の稲城長沼まで。とある猫民家の縁側で白が香箱を組んでいた。
稲城市の猫

稲城市の猫

 最初に会った動的な白と違って、こちらの白は微動だにしない。機嫌がいいのか悪いかも読み取れない。
稲城市の猫

 最後の2匹はとても久しぶりな黒白たち。
稲城市の猫

 深い鉢割れの黒白は去年の1月以来。夏毛冬毛の比較のモデルになってもらったことがあって、はっきり印象に残っている子。懐いて欲しくて時々会いに来るんだが、ぜんぜん近寄らせてくれない。
稲城市の猫

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