10日ぶりの夜勤ということで、今日の猫関係業務は久しぶりに暖かくて明るい時間帯。台湾は別として、気温が10℃以上の時に散歩したのは、年が明けてから初めてだと思う。
夜勤が終われば二連休なので、今日は少し頑張って拝島まで足を延ばした。この季節の日勤前の散歩はいくらやる気があっても、7時を過ぎないと暗くてどうにもならないし、まして職場の反対方向へ向かう拝島など、2~30分しか滞在できないから行く意味がない。どうしてもあちらの猫に会いたいとなれば、夜勤前かお休みの日じゃないと無理なんである。
拝島は2015年秋まで住んでいた街なので、今日会えたのもほぼ旧知の猫たち。1匹目は陽だまりで目を細めるシャム混1号。
この街から引っ越す時、撮り溜めた写真をプリントして、飼い主の奥さんにプレゼントしたんだが、その後も割と普通に会えているので、また写真が溜まってきた。病気がちな子らしく、ずいぶん苦労したそうだが、こうして8年近くも元気な姿を拝めるのだから、よほど大切にされているのだろうな。
なお、若いころは俺にもとても懐いてくれて、目が合うなり尻尾ぴーんだったが、大人になるにつれて冷淡になり、今は目が合うと逃げてしまう。
お昼下がりのせいか旧々居付近にほかの猫の姿はなく、仕方がないので駅裏に回ってきた。黒っぽい路地に住む黒っぽいヤツらは磐石だ。
舌を鳴らしても寝ぼけまなこ。目を開けてくれないとピントが合わせられないんですけど。
隣の家にモノクロな仲間がもう1匹。この3匹は大抵ここらでつるんでいる。
廊下に逃れた黒のあとをついて行くと、壁際にキジトラがいた。夫婦者かな。
当てにしていた猫拠点が空振りで、元来た道を駅に向けて歩いていると、前方に毛繕い中の猫が見えてきた。
誰かと思ったら曲がり耳の黒白君だった。超絶臆病なのでアップ写真を撮るのは至難の業なんだが、今日は固まっている時間がいつもより長かったので撮れた。ちなみに初めて会ったのは2012年2月。
行きしなに見かけた黒っぽい3匹が帰りしなも集っていた。「睨め付ける」という、文字通りの険しい目つきで見送られ、元気に出勤したのだった。