台風で連絡橋が破損していた関西国際空港では鉄道の復旧が進み、JR、南海ともに明日の始発から運転を再開するとのこと。11月の台湾猫旅では帰路に中華航空の台南~関空便を利用することにしていて、予定を変更せずに済みそうなので一安心だ。俺の性格上、乗る列車や泊まる宿は事前に決めてあるので、一つ狂うとすべて組み直しで大騒ぎになる。台湾という雨の多い国で猫を探すなら、そのようにがんじがらめにするのではなく、空模様を見ながらその場で決めて動いた方がいいことは分かっているが、にもかかわらずそうしないのは語学力の欠如という悲しい理由だ。日本人の多くが外国語を苦手とするのは、語学能力が劣っているからでも学校教育が悪いだけでもなく、要するにシャイだからなのだと昨日の友好祭で改めて思った。俺だってcheeseburgerとか我是貓奴とか、独り言だったら良い発音で言えるのである(ちなみに我是貓奴は台湾華語でwǒ shì māo núのところ台湾語ではguá sī niau lôoと発音するそうだ)。
ええと、今朝の散歩は矢川駅から柴崎体育館駅まで。
ここはブアイソーズの第二宴会場。いつもと同じ配置で3匹の猫が怠惰に過ごしていた。
ブアイソーズ公園には1匹の猫がいた。黒い背中が見えているのが分かるかな?
崖線に沿って建つ住宅街の外れに猫がいた。想定しうる最大の洪水が発生した場合、崖下は氾濫した多摩川に沈むことになっていて、引越し予定の新居もその例に漏れないが、崖の上に住むこの猫は生き延びるものと思われる。
ここは桜の猫民家。大白斑の三毛が日なたぼっこしていた。
相方のオッドアイも定位置。安楽椅子の肘掛を止まり木にしていた。
日差しが気持ちいい朝なのに、頑なに椅子から離れようとしない。こいつが日なたに出ていることは滅多にない。
今朝はゆっくり邸に立ち寄った。砂利の路地をじゃりじゃり言わせて歩いていたら、3匹いたうちの2匹に逃げられ、残った1匹も敷地の中へ入ってしまった。人懐っこいゆっくり1号なら平気でも、ほかの猫たちは臆病なので逃げてしまう。
段丘面の盛り土に設けられたコンクリートブロック。心許ない土留めの下で猫が寛いでいた。
さらに奥には、そんな俺たちの様子を窺う視線あり。今朝は割と盛況な散歩だった。