四連休を終えたあとの出勤日は絶望的な気持ちで臨むのが常だが、今日は意外に平気で、蒸し暑い朝の散歩を平常心で淡々とこなした。入梅が近く、緑地には紫陽花が咲き、街の風景が情感的だったからかも知れない。
散歩コースは相模原~多摩境の4.5kmだったが、こちらは調子が良くなく、今朝はそこへ至るまでに会った猫の方が多かった。いつも誰かがこちらを睨んでいる茶ファミリーの拠点では、スッパニャンに代わって三毛が庇に乗っていたので、珍しいなと思ってカメラを向けた。
前足を畳んでまったりしている。湿っぽい朝は猫の表情も湿っぽい。
まだ若い鉢割れの茶トラ白。この街へ引っ越してきて2年近く経つが、スッパニャン以外はほとんど見分けがつかない。ここの猫たちは俺には冷淡なので、覚えようという気にならない。
こちらは乗り換えの京王片倉~片倉で見かけた1匹。ていうか分かりにくい?
近寄ったら民家の敷地の奥の方へ逃げてしまった。ちなみに、このような毛色は茶トラ(レッド)に分類しているが、本物の茶トラはもっと濃い色で、厳密に言うとこの子は恐らくティッピングありのレッドシルバー(カメオ)だと思う。ティッピングは茶色だけでなく、ほかの毛色でも発現するが、外見だけで判定することが難しい上、過去の写真をすべて見直すのも今のところ無理なので、当分の間は従前通りに分類する。
相模原~多摩境の散歩区間で見かけたのは二毛が2匹。1匹目は民家の敷地でちょこなんとしていた。
出産後のお母さん的な佇まいを感じたが、おっぱいが見えなかったので確証はない。
この猫には何度か会ったことがあるが、ご飯のお皿とセットは初めて。ここで面倒を見てもらっていたんだね。