一昨日は雨の予報だったので、散歩はお休みすることにして、ほかの用事をたくさん入れておいたら、ものの見事に晴れ渡って悔しい思いをした。昨日は晴れの予報だったので、東所沢の猫農家にでも行こうと思っていたら、ザー降りの雨でまたまた悔しい思いをした。俺は動き続けるか止まり続けるかの二通りしかない性格なので、こういうことが続くと、モチベーションがガタ下がりになるだけでなく、そのまま閾値を突破して抑鬱一直線になるので大変困る。この際雨でもいいから、なるべく予報通りに降ってくれるとありがたい。
そんなこんなで飛び石の四連休が終わり、ついに今日は夏至を迎えた。日月出没のうち俺にとって重要なのは日の出時刻であり、年中で最も早いのは6月6日〜今日までの4:25。一方、日の入りが最も遅いのは6月24日~7月4日の19:01で、こちらはもう少しあとになる。どちらも秒単位まで計算できるのに、国立天文台などが分単位の発表に留めているのは、大気の状態(光の屈折率)によって日々ずれが生じるからだそうだ。
明日からは冬至へ向けて、日の出時刻が徐々に遅くなっていく。朝の猫探しに最適なこの季節、雨が止んだら速やかに散歩に出なければならない。今朝は京王八王子~片倉をコースに選んだ。
雨上がりの湿っぽい歓楽街で猫発見。
近寄ったら茂みへ逃げ込んで、丸い目がさらに丸くなった。若いといっても初めて会ったのは去年1月なので、2歳半か3歳くらいにはなっているはず。
相方の三毛ちゃんはいないみたいね。あとで裏のねぐらに寄ってみようか。
さっき黒白が乗っかっていた物置の裏手へやって来た。こちら側もコインパーキングになっていて、隅には彼らの餌場と寝床が設置されている。黒白は今朝のように他所へ出張っていることが多いが、三毛は縄張りが狭いのか、たいていこちらの敷地のどこかで寝ている。
安眠を妨げられて機嫌が悪そうな三毛。この子はとても気が強くて、かつては縄張りに侵入してきた他所猫を追いかけ回す姿を見かけたりもしたが、今はこの辺りの猫もだいぶ減ってしまって、そういう光景を目にすることもなくなった。そういえば大白斑のキジ白兄弟もしばらく見ていない。
歓楽街をあとにして峠へ向けて歩いていると、駅裏の住宅街で巡回中のキジトラに行き会った。
近所の飼い猫のようだから、にこやかに接すれば行けると思ったんだが、前足がもう逃げる気満々。
茶渦君の猫拠点では常駐のキジトラが朝ご飯を待っていた。
茶渦君や母は不在。あの子たちは寝坊助なので、天気の悪い日は7時すぎに来ても早すぎて会えない。
猫の周りに散らばっているのは柿の実だろうか。鳥の啄ばむ姿を猫が眺めている図だろうと思っていたが、よく考えたら、こんな青くて硬い実を鳥は食べない気がする。帰宅してから調べたら、柿などの果樹には生理落果という現象があって、6月~8月ごろ、生育の悪い実が自然に落ちるとのこと。猫はそれを面白がって眺めていたのかも知れない。
猫は遊びを知っているから好き。俺も家に帰ったらサチコとマコちゃんに遊んでもらおうっと。