昨日は予想以上の降雪だったが、24日に種蒔きした各種激辛唐辛子や猫草はプランターごと家の中に入れておいたので、雪を被ったりすることもなく、再び外の日当たりのいい場所に戻った。そのほかにも家のことを片付けるなどして、今日は一歩も外に出ることなく過ごした。できればサチコの尿を病院に持って行きたかったが、サチコがおしっこするのはたいてい早朝5時前と19時ごろの1日2回。19時の方は採取してから病院に提出するまで時間が経ちすぎるので具合が悪く、早朝は俺の腕の中からそおっと出て行くのでなかなか気づけない。朝から晩まで見張っていれば、臨時でトイレに立つかも知れないと思って待っていたがダメだった。明日も午後からは在宅しているので、引き続き頑張ってみる。
今日の猫は25日のこまこま散歩の後編(前編はこちら)。例年ならたくさんの猫が現れて牛乳バトルが繰り広げられる広場だが、この日出てきたのは馴染のチョコ白が1匹だけ。基本的に年に2回くらいしか来ない場所なので、できればみんなに会って行きたかったが、猫たちの攻撃をブロックしながらパンと牛乳を食べることに疲れてもいたので、正直ほっとしている部分もあった。
動画はこちら。
猫広場にはチョコ白1匹だったが、少し離れた廃屋にもう1匹いた。
最大限に目を見開いた直後、畑を突っ切って逃亡。あいつも牛乳バトルのメンバーなのに淋しいなーと思っていたところ、帰宅してから過去の写真と見比べてみたら、とてもよく似た別猫であることが分かった。この地にキジ白ポイントが2匹いたなんて知らなかった……。
次に見かけた茶色いのは牛乳メンバーではなく、隣の家に住む茶渦白。巡回帰りのところに行き会った。
最初に立ち寄った長毛二毛の猫拠点と、牛乳バトルの猫庭のほか、この日の散歩で見かけたのはこちらの2匹のみ。しかも背後のキジ白は秒殺で逃亡。
あとを追うように黒白も近所の敷地へと引っ込んだ。天気に恵まれて気持ちのいい里山歩きだったが、猫はこれでおしまい。
秋津から西武池袋線を利用した往路とは異なり、復路は高麗川から八高線に乗り、拝島と立川を経由して南武線で帰ってきた。
時刻は13時、猫はそろそろ眠くなる。
成長とともに無邪気さが消え、冷淡になっていくほかの猫と違って、黒煙ちゃんはいつまで経っても人懐っこい。目が合っただけで姿勢が崩れていく。
もちろん武蔵の見張りも怠らない(マウスカーソルオンで場所表示)。
こうして見ると肩から下の毛が薄くなっているような。反りの合わない猫が近くにいると、ストレスで毛繕いが増えてハゲることがある。
サチコの場合、マコちゃんが来てからは、いくら食べても太らなくなった。
ちなみに、この日の散歩コースは高麗川という一級河川に沿っているが、この川は首都圏には珍しく、自由蛇行のくねくねした流路がそのまま残されている。そのため、去年の台風19号ではかなり大きな被害を受けたようで、いつも通る小さな橋も流失していて裸足の徒渉を余儀なくされた。橋の欄干がちぎれてなくなるほどの水位というと、相当広い範囲が水没・流失したものと思われるが、こういうことを長い間繰り返して、三日月湖が形成されていくのだなあと感慨に耽ったりもして、猫の数はともかく地学的には興味深い経験ができた散歩だった。