今日は午後から暑くなり、夜勤明けでグースカ寝ている15時半ごろに、最高気温の25.2℃を記録した。安普請の一軒家は西日が当たると極端に室温が上がるので、我慢できずに今シーズン初めて冷房のスイッチを入れた。布団の周囲に散らばって伸びていた我が家の2匹が、うにゃーんと鳴いて一回転したので、猫たちも冷房の風を心地よく感じていたようだ。
気温が上がることは昨日から予測していたので、可及的速やかに猫関係業務を開始すべく、スタート地点は京王多摩川に設定。最初の猫は10分ほどで発見した。
フェイントかましてねぐらへ戻る黒。指を回して気を引いてみたが、二度と日なたには出てこなかった。
家に帰ってから気温の推移を見て納得した。この時ちょうど閾値の20℃を超えたころだったらしい。
散歩帰りと思しき黒白も、同じように日陰に入るところ。
とある住宅街に差しかかると、民家の敷地で休む猫に遭遇した。これも日陰なので、ちょっと分かりにくいかな。
大きな声で鳴いている。毛色は二毛のような気もするけど、レッドがはっきりしないのでキジトラにしとく。
この杭がお気に入りみたい。ひとしきりすりすりしたあと、敷地の奥へ行ってしまった。
階段下にサビが佇んでいた。この距離なのにもうびっくりしているね。
「ああっ、近寄られると怖いけど、地顔がこれだから、びっくりしても分かってもらえないっ」
最後に見かけたのは茶トラ。かつて線路だった空き地を横切って、ねぐらの猫民家へ向かっているところ。
ここでちょうど正午を迎え、気温も上がって猫たちは姿を消した。俺はそのまま近くの台湾料理屋へ向かった。