ここ何日か続いている強い南風のせいで空気が澄み渡り、今日も朝から容赦ない日差しが降り注いだ。8時には気温が30℃に達し、職場でこれを書いている14時現在、すでに33.8℃まで上がって猛暑日寸前だ。ついこの間まで曇りがちだったので舐めてかかっていたが、今朝の散歩はかなりきつくて、当初は旧居に近い西郷地バス停から立川駅まで歩くつもりだったところ、ヘタレて目的地を西立川に変更した。
青2号の路地へ向かう前にまずは1匹。巡回中と思しき泥棒鉢割れ。
9ヶ月ぶりの青2号は7時近いというのにまだ寝ていた。
「ん？」
色々気を引いてみたが、これが精一杯の反応。猫って眠いと極端に反応が悪いよな。
そんな俺たちの傍らでは、散歩の爺さんが日なたを歩いていた。
風邪がひどそうだな。
今朝、日なたで見かけた猫はこいつが最後。この時点で28℃を超えてるからしゃーない。
縦格子のフェンスからこちらを眺めているのは、エビの親父んとこの三毛。朝だから機嫌がいいみたい（午後の様子）。
ころころした声で鳴いて、早く撫でろと催促する。まずは指の匂いで朝の挨拶ね。
日陰に猫あり。あれは誰でしょう。
所在なげな巨大黒猫。この季節、黒系はたいてい朝から伸びている。
近寄ったら身を起こして挨拶してくれた。いい子だねえ。
……でもすぐ元に戻った。
旧居時代にお世話になった猫避暑地。当時と変わらぬ猫が今朝もいた。
顔が影がかかって表情が分りにくいかな。まあ要するに渋い顔なんだけれども。
最後の猫はコンクリートで放熱中。
今朝の散歩は距離こそ2.8kmと短かったが、勝手が分かる場所だったのでこれだけ会えた。なお、アビちゃんはいなかった。
