1ヶ月ほど前から過去記事のランダムツイートを始めて、今朝7時に自動ツイートされたのは、去年6月、高尾からさらに奥へ旧街道を訪ねた時の記事だった(こちら)。この街道は徒歩でしか山越えできないため、現在は行き止まりと同様の扱いを受けていて、交通量もごく少なく、景観を楽しみながらのんびりと猫を探すことができる。出勤前に立ち寄るには遠回りな場所だが、今日は涼風が心地良く、夜勤が終われば休暇が待っていることもあり、少し早めに家を出て歩いてみることにした。
不安定な天気は昨日と変わらず、小雨がぱらついたりもしたが、幸い傘が必要になるほどではなく、スタート地点の蛇滝口バス停に降り立ったのは12:20ごろ。なお、猫の方はそれよりだいぶ遡り、自宅近くのアパートでお昼寝中の黒が1匹目。慣れないコースを目指す前に、猫ヶ丘で保険をかけておいたのだった。
小雨のぱらつく山間の集落で最初に見かけたのは、とある民家の物置でお昼寝中の猫。これは自分でもよく気づいたなと思う。
集落と集落を結ぶ小さな踏切を渡っていると、坂道の頂からこちらを見つめる猫発見。
俺が近づくよりも早く坂を駆け下りて、最後にこちらを一瞥して視界から消えた。
結果的に旧街道筋で見かけたのは3匹で、最後の猫は散歩終盤になってから。老いた三毛が香箱を組んだまま船を漕いでいた。
私は通りすがりの猫好きです。少し撫でさせてはもらえませんか。
山間をのんびり歩いて猫と戯れ、自由であることの幸せを噛みしめた。出勤前だから余計そう感じたのかも知れない。