普悠瑪号の脱線転覆事故で、速度制限のあるカーブへ140km/hで進入したのは、運転士がATPを切った上、速度計も見ずに体感に頼って運転していたことが原因だったようだ。もしその報道が事実ならお粗末すぎて二の句が継げないが、2005年に我が国で起きたJR福知山線の事故といい、2013年にスペインで発生した同様の脱線転覆事故といい、どれもこれもヒューマンエラーばかり。なぜなぜ分析やヒヤリハットを何度やっても、自分が当事者にならない限り効果は薄いのだろうな。
明日は夜勤の予定だったところ、業務上の都合により急遽日勤に変更になったため、今夜はさっさと寝なければならない。こんな日に限って猫散歩は好調で、用意した写真も28点と多いので、手短にちゃっちゃっと紹介して布団に入る。
夜勤が明けて職場をあとにしたのは10:15ごろ。はるひ野〜若葉台を散歩するつもりで、唐木田駅への緩い坂道を急ぎ足で歩いていると、道端に佇む茶トラ白に行き会った。
アングルを変えてうだうだやっている間も、逃げもせずこちらを眺めていた。
なので、思い切って最接近。この子を見かける頻度は極端に低く、前回は去年12月、その前となると2015年11月に遡る。猫の1年といえば人間の4年に相当するわけで、大河ドラマ的邂逅に、興奮気味にシャッターを切った。
はるひ野で電車を降りると霧雨が降っていた。雨雲レーダーを見ると、局地的にはっきりした雲があって、弱いながらも当分止みそうにない。やむを得ず散歩コースを変更することにして、最寄りの駅へ向かっていると、定点の猫ポイントに常駐の白がいるのを見つけた。
カメラを隠すと寄ってきて、向けると逃げてしまう。これを何度か繰り返すうちに、ベンチの下に潜ったきり出てこなくなってしまった。ホントごめんなさい……。
雨を避けて次の散歩地に選んだのは、京王多摩川から調布までの1駅間。13時に調布で待ち合わせがあり、それまでの1時間が持ち時間となる。最初の猫はとある路地で背中を見せていた。
逃走を図るも、門扉の隙間で詰まったサビ。しばらくじたばたしたのち、諦めてバックして、ものすごい勢いで走り去っていった。
お昼下がりの猫路地。2〜3匹会えれば御の字と思っていたら、いきなり2匹に遭遇。この写真じゃ分かりにくいかな。
もう1匹は大柄なキジ白。どちらも臆病で、なかなか近寄れない。
ロックオンされていることを悟ると、民家の敷地に引っ込んでしまった。
猫の年齢って見た目では分かりにくいけど、年かさの猫は瞳の虹彩の模様が濃いような気がしている。具体的根拠はないんだけれども。
ここで数匹の猫が生まれたことは6月中旬に認識していて、出産直後と思しき母にも会っている(こちら)。当時、子猫たちは警戒心が強すぎて歯が立たず、多少人慣れしたであろう時期を見計らって再訪したのが8月中旬。今日は麦わらだけが2ヶ月ぶりにカメラに収まったが、黒とキジトラの兄弟も別の場所でお昼寝中で、みんな元気にしていたので嬉しかった。