今まで台湾旅行で使うプリペイドSIMは台北松山空港の中華電信で買っていた。そこで売られているのは計日型と呼ばれるタイプで、指定期間データ転送無制限+定額音声通話つきというもの。観光や出張など、数日間だけぐりぐり使いたい時に便利で、しかも値段が安いのが特徴だ(例えば5日間データ転送無制限+300元分の音声通話つきで500元など)。ただしこの計日型SIMは使い捨てで、チャージして有効期間を延ばすことができない。期間を過ぎると無効になってしまうので、頻繁に訪台するようになると、いちいち買って挿し替える手間が煩わしく、そのたびに電話番号が変わるのも不便だ。
そこで今回の台湾旅行では、街の中華電信ショップで計量型のSIMを買ってみようと思っている。こちらはデータ転送量が指定されているタイプで、例えば「500型」と呼ばれるタイプは、音声通話200元分+中華電信への音声通話2,000元分+データ転送2.5GBつきで500元。万一足りなくなってもコンビニやアプリでチャージできるほか、SIM自体の有効期間が180日間あるので、しばらく台湾に行かないような時も、半年に一度、最小金額(たぶん100元)をチャージしておけば延命できる。
さらに、近日購入予定の香港版iPhoneはデュアルnanoSIMなので、普段使っているIIJmioと中華電信の計量型SIMを挿しておけば、台湾入国時や帰国時にいちいち挿し替える手間が省け、両国の電話番号も持てるという、夢のような環境が出来上がるわけである(そんなことより台湾華語を練習した方がよほど楽しい旅行になるのは分かっています)。
……前置きが長くなってしまった。今日の猫は以下の通り。
1匹目は空き地の草むらで見かけた茶トラ白。今日は何年かぶりで国立駅からスタートして、見つけられるかどうか不安だったが、5分ほどで遭遇したので拍子抜けしてしまった(ただし速攻で逃げられた)。
秋晴れというには気温が高く、2匹目以降は難渋した。コントラストが高いので、日陰は分かりにくいかな。
最初の茶トラ白よりやや薄いというか、淡い色合い。ティッピングが入っているのだとしたら、レッドシルバータビー(カメオタビー)だね。
緑道のゴメン顔、市境のシャム姐さん、二等兵の相方のクリームなど、会いたい猫はことごとく不在で、次に遭遇したのは2匹目から50分後。夜勤前は比較的時間に余裕があるとはいえ、これだけいないとちょっと辛い。
静かに立ち振る舞う俺たちの傍らでは、青目の白が寝ていた。10月下旬だというのに気温が高く、4週間前とまったく同じ場所だ。
前回もこんな展開で歯が立たなかった。そんなに俺がイヤですか。
頼みの綱の学校裏。猫アパートの隅の方に常駐の黒白がいてくれた。
1時間半にわたる散歩を終えて、西国立から南武線に乗って稲田堤で乗り換え。本当は立川に出てモノレールに乗った方が速いんだが、跨線橋を渡る元気も残っていなかった。
最後の猫は瓢簞横丁で見かけた若い黒白。
地面に飛び降りて、そのまま逃げ切るかと思ったが、何とか持ちこたえた。