一日おきにラキサトーンを与えるようになってから、サチコは目に見えて体調が良くなり、トイレ以外の場所で粗相することもほとんどなくなった。以前は硬いウンコの上に軟便をトッピングしたような出方で、時に血便が見られることもあったが、現在はほど良い硬さになり、排泄周期も安定している。俺も超絶便秘に悩む身であり、ラキサトーンで治るなら舐めてみたいところだが、猫用につけたと思われる独特の香りに抵抗があって、未だ実現に至っていない。お腹に大量のウンコを格納したまま台湾で猫を探すのはイヤなので、それまでに少しでも出てくれたらありがたいんだが。
今日の散歩開始は日の出から30分後の6:36。そのころ気温は6.8℃で底を打ち、日差しのない住宅街を外套なしで歩くのは寒かった。猫が現れるにもまだ早すぎると思っていたが、数分ほど歩くうちに、広場の隅で無目的に佇むキジトラを見つけた。
怪訝そうにこちらを伺うキジトラ。もしかして、君の周りに生えているのは、キャットニップじゃないのかな。
同じ住宅街に無目的なのがもう1匹。いくら考えても、こんな時間にこんな場所で三つ指ついている理由が分からないんだよ。
途中、久しぶりに立ち寄った猫旅館には猫の子一匹おらず、最後は上矢印ちゃんと相方で締めとなった。