引っ越し本番日は2月12日、猫と猫サーバの引っ越しは2月13日に決まった。家財の梱包はすべてお任せコースにしたので、準備にそれほど手間はかからないが、段取りをしっかりしておかないと、猫が脱走する原因になる。トラブルを避けるには、事前に搬出入の順序を脳内シミュレーションしておくことが大切だ。猫の取り扱いについて、当事者以外の意識がどれだけ低いかは、親と同居していた時にイヤというほど経験したので、それに関して他人に任せたことは一度もない。コンピュータ回りについても、猫サーバはもちろん、今使っているMacも値段の張るものなので、業者に任せずに自分で運ぶつもりだ。
猫関係業務の方は夜勤明けの10時半スタート。職場から唐木田駅へ向かう緩い坂道を歩いていると、民家の庭伝いに歩くキジ白に行き会った。
この住宅街はガーデニングに凝っている家が多く、黒猫の置物は猫よけに置いてあるのだと思う。でもこれって確か鳥よけじゃなかったっけ。
高台のまだら猫ポイントにたどり着いて、一息ついていると、大きな声で鳴きながら猫が近寄ってきた。
大白斑の黒白のように見えるけど、この子の黒斑はブラックスモークだと思う。
ここの猫の大部分は、被毛の根元が白く抜ける、ティッピングという形質が生じている。今日のメンバーでティッピングじゃないのは、奥の黒白ぐらいじゃないかな。
この子のティッピングは分かりやすい。小白斑の鉢割れブラックスモーク。
天気が良すぎると、毛色をきれいに撮影するのが難しいな。今度は曇りの日に来てみるよ。
……と思ったけど前足が踏み踏み。動物はそう簡単に熟睡しないのね。