あんまり悪口ばかりだと怒られるので、ほどほどにしておくが、香港の大衆食堂で食べた米が恐ろしく不味かったことだけは、もう一度書いておく。美食の街と聞いていたのでなおさら驚愕だった。あちらでは長粒種が主流だそうだが、モノが粗悪なのか水が悪いせいなのか、とてつもなく臭かった。かといって高品質のものを使ったのでは商売にならないわけで、不満だったらもっと高い店に行けということになるのだろう。美食の街というのは、富める者はもちろん、貧しい者もそれなりに美味しいものが食べられる街のことだと思っていたが、諸外国ではそうでもないらしい。香港の最低時給は34.5HKD(約482円)だそうだが、それでも36HKDするあの臭い飯すら食べられないとは。それに比べれば、日本という国は1時間働けば少なくとも1~2食分のお金がもらえて、大衆食堂でもそれなりのものが出てくる。個人的にはそれだけでもかなり幸せな境遇だと思う。
今日は帰国後初の出勤日ということで、勤労意欲がゼロだったが、ここのところ外国の猫ばかり続いていたので、近所の猫に無沙汰を詫びるべく、頑張って起きて家を出た。八王子の歓楽街で猫にわんさか会って嬉しい悲鳴を上げる予定だったところ、いざ蓋を開けてみるとわずか3匹。天気の割に淋しい結果だった。
1匹目は定点の猫駐車場にて。
人の気配を察して、常駐の黒白が箱からまろび出てきた。懐いているわけではないので、少し距離を置いて、こちらの出方を窺っているところ。
最近、相方の三毛姐さんを見ないんだよな。元気にしているのかなあ。
視線の先にいるのはこいつ。俺もカメラで追ったが逃げられた。
歓楽街のあともからっきし。アパートの裏で虫干ししているのを1匹見かけただけだった。