雨や雪が降り始めるのは14時ごろとの予報だったので、夜勤明けの散歩は暗くて難儀するかと思っていたが、仕事を終えて外に出てみたら意外にそうでもなかった。今日は久しぶりにゆっくり邸に寄りたいと思っていたので、少し急ぎ足で唐木田駅へ向かった。天気予報を鵜呑みにして痛い目に遭ったことが今まで何度もあるからだ。
スタート地点の柴崎体育館駅に降り立ったのは11時。行く手に地面を嗅ぎ回る猫発見。
いい面構えの茶トラ白。広範囲を巡回中だったらしく、逃げられたり追いかけたりを繰り返しつつ、5〜6回ほど姿を見かけた。
ゆっくり駐車場に大白斑のクリーム白。あれはゆっくりちゃんのお友達。
気になるものでもあるのか、一点を見つめたままで、なかなか目線がもらえない。
「ゆっくり駐車場」とは言うが、ここはすでに駐車場ではなくなった。周囲にあった民家は大方なくなり、広大な空き地と化している(5年前の様子)。第一種中高層住居専用地域なので、いずれ大きな建物が建つかも知れない。
ゆっくり1号が死んでから、ずいぶん経ったような気がしていたが、たった半年前の出来事なのだな。
七三ファミリーの縄張りにも顔を出してみたが、母も婆さんも見当たらず。七三駐車場はしばらく前から空っぽになっているので、近いうちにビルでも建つかも知れない。次の猫を見つけたのは、南武線の線路を渡ってしばらく歩いてからのことだった。かつてはゴールデン・キャット・ロードだったコースだが、今はもうほとんど猫分布が分からなくなった。
ていうか分かりにくい?
立川勤務時代は毎日のように訪れた場所だが、こいつは記憶にない。首輪をしているので、近所の飼い猫だろうな。
学校裏の猫アパートも久しぶり。常駐の黒白が香箱を組んでいた。
「にゃあ」とか細い鳴き声がして、どこからかキジ白の母が駆けてきた。
この子は顔も個性的だけど、ボブテイルのお尻が可愛らしいんだよねー。
初めて会ったのは7年前の春。出産もしたが、子供たちはみんないなくなってしまった。
今日は少し粘ったので、帰宅したのは14時前。駅から自宅へ向けて歩いていると、茂みからこちらを窺う猫がいた。これはちょっと分からないと思う。
レッドの少ない麦わらさん。この辺りは臆病なのが多いが、この子は割と落ち着いていた。