奥多摩・猫三昧(2)


奥多摩町の猫

 昨日の奥多摩猫散歩の続きということで、山間の集落の猫たち。昨日最後に載せた天空のキジトラが下りてきたので、アップで撮っといた。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 この日は何人かの集落の人と立ち話もできた。急坂に面したこの巨大な民家は築何百年なのか、家の人もよく分からないほど古いらしい。いちばん右側の建屋は兜造といって、養蚕に適した構造になっている。かつては茅葺屋根だったが、手入れが困難なのでトタン板を被せてあるそうだ。
 そもそも現在の日原街道(都道204号)ができる前は、氷川から日原へ行くにはこの家の前の細い坂を登り、集落を抜けて険しい山道をただひたすら歩くしかなかった。日原から先は秩父との往来もあり、その歴史は室町時代ごろに遡るという説もある。何気なく猫と戯れている頼りなげな細道には、気が遠くなるほどの歴史が詰まっている。だから奥多摩は面白い。
奥多摩町の猫

 ……などと考えると、なんだか貴重な血筋の猫に見えてきたりして。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 そろそろバスの時間なので、おいとましようと坂道を下りていたら、最初に会った猫たちが見送ってくれた。ここはほかの集落とは分断されているので、この子たちは養蚕農家の「猫神」の末裔かも知れない。
奥多摩町の猫

 奥多摩駅行きのバスに乗って、終点の手前で途中下車。再び散歩を始めてほどなく、階段の上で昼寝中の三毛を見つけた。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 若いのか年取ってるのかよく分からないキジ三毛。起こして悪かったね。
奥多摩町の猫

 その先の草むらにも茶トラがいた。
奥多摩町の猫

 毛色に合った場所にいるもんだなあ。分かってやってるのかな。
奥多摩町の猫

「俺たちが考えなしに行動してると思うなよ」
奥多摩町の猫

 民家の裏で親子猫が寛いでいた。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 子猫はあっという間に逃亡。お母さん1枚撮らせてよ。
奥多摩町の猫

「……」
奥多摩町の猫

 旧道の細い道を行くと、民間の玄関先に茶色いの発見。クラシックタビーだね。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 そしてようやく駅前に到着。商店の店先で黒白2匹が店番していた。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 兄弟かな。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 家に帰ったのは13時前。屋根の上でシャム混1号が昼寝していた。
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