今日の散歩はとても珍しいコースで、武蔵小金井駅から法務局前バス停までの4.3km。なぜそんなところを歩いたのかというと法務局に用があったからだ。猫散歩を始めてから小金井市内を歩いたことは3回あって、猫を見つけられたのはそのうち1回、しかもたった1匹だ(この子)。多摩地区を拠点に活動している以上、小金井市内の猫たちとももう少しお知り合いになりたいと思い、この機会に挑戦してみたのだった。
しかし遠回りにも限度というものがあり、10時半に退勤して、武蔵小金井駅に着いたのは正午ちょうど。法務局で13時に約束があったので、散歩時間は1時間も取れず、道中1匹たりとも猫を見かけることはなかった。
そんなわけで今日紹介するのは、今月14日と15日に見かけて、載せられずにいた猫たちをちょっとだけ。14日は築地の場外市場に用があり、朝早く家を出てすぐに近所で見かけた2匹。こちらのキジ白は今月5日とまったく同じ場所に佇んでいた。
今月まで夜勤を多めにしてもらっているので、近所の朝の様子はまだあまり分かっていない。この子はここが定点なのかも知れない。
続いてこちらは15日の朝。所用のため早朝から平山に出かけ、橋の上から景色を眺めていたら築堤に猫がいた。
滅多に猫を見かけないエリアなので、慎重に近寄ってみる。近所の飼い猫かなあ。
鼻の頭に傷があるので野良的顔貌に見えるが、近寄っても割と平気だった。
最後の1匹は猫ヶ丘の黒。この日はアビちゃんにも会えたが、カメラを向けたら逃げてしまった。
14日は築地へ行ったついでに隅田川を渡って勝どきに立ち寄ってみた。もしかしたら隅田川1号に会えるかなと期待していたが、拠点の小公園に猫の気配はなく、ねぐらにしていた近所の民家も空き家になっていた。勝どき勤務時代には川の対岸に見えていた築地市場は豊洲へ移転したため空っぽ。あれから6年も経ったのだから、都心が変化していくのは当たり前のことだが、息つく暇も感傷に浸る暇もないような街は俺は嫌いだ。