数日前まで固く閉ざされていた桜の蕾が、今日あたりは少し緩んで、中にはわずかにピンク色が見えているものもあった。気温も21.2℃まで上がって暑いくらいで、こうなってくると展開は速く、来週半ばぐらいには見ごろを迎えているかも知れない。あいにく俺はそのころ夜勤の連続なので、舞い散る花びらに遊ぶ猫たちを記録することは難しいと思うが、一度くらいは仕事中に気絶することを覚悟で、朝から散歩に出かける可能性もある。すべてはその時の気分と体調で決まるだろう。
今日の散歩は立川北口からモノレールの高松まで。まっすぐ歩けば1.4kmほどの距離だが、再開発の進んだ北口を正直に歩いても、猫なんかそうそういやしない。あっちふらふらこっちふらふらして4.6km歩いた結果、道中8匹の猫に遭遇し、そのうち2匹に逃げられた。
最初に立ち寄ったのは上矢印邸。門扉の内側に相方の黒白がいた。
車の陰に上矢印ちゃんもいた。これだけ近寄れたのは去年の夏以来で、ほとんどの場合、壁際でひっそりして動かない(一例)。毛並みは上々で、眉間の上矢印もいい感じだ。
頑張ってプスプス言ってみたものの微動だにせず、その辺を一回りして戻ったら寝返りを打っていた。こいつは常駐のイケメン茶トラ。
路地だらけの住宅街に入り、横丁を一つ一つ確認しながら歩いていると、奥の方で転がっているのが見えた。
全身が炎症を起こしていて、遠目にはカラーポイントに見えるほどだったが、こいつは白。2015年12月の写真ではまだほとんど目立たないが、お尻のあたりに兆候があり、もともと皮膚の弱い子なのかも知れない。
細い路地に密集した住宅街を抜け、あとは高松駅へ向けて一直線。行く手に巡回中と思しき猫発見。
車の下へ避難したところを何とか捕捉。顔面のT字型の黒班が個性的。
以前この近くでフレンドリーなぱっつん頭に会ったことがあり、この子も行けそうな気がして近寄ってみたが、ものの見事に逃げられた。思い込みは事故のもと。