夜勤明けの今日の散歩は辛うじて雨に当たらずに済んだが、これから降り始めて明日のお昼ごろまで続くようだ。うまく雨の間隙を突けたとしても、明日は一日だけの休暇なので、そう遠くまでは出かけられない。京王線猫行脚も止まっちゃってるし、あんまり休載が多いとダレるんだよなあ。
とはいえ真夏よりはマシで、雨の撮影が面倒なことを覗けば、日中帯でも猫には会える。今日はJRのみどりの窓口に用があり、八王子駅に寄って帰りたかったので、散歩コースもそれに合わせて片倉〜京王八王子にした。みどりの窓口なんて主要駅ならどこにでもあるが、場所とタイミングによってはかなり混雑している。実際、橋本駅のみどりの窓口には30人ぐらい並んでいたのでスルーした。
最初の猫は片倉の猫ビルから。土曜日だからか、かなり遅めの朝食が始まるところだった。すでに食べ始めているサビと、順番待ちの黒白。
誰かと思ったら散切り頭の素浪人じゃないの。ここでご飯もらってたのね。
分水嶺を超えて定点の猫路地へ。カーポートの奥からこちらを見ているのが1匹。
ここは三毛の多い路地で、誰が誰だか今いち分かってない。この子は初めてかなあ。
それなりにお年を召していると思うが、その割に今風な名前なのは、名付け親が子供だから。確か5歳ぐらいの女の子が飼い主だったはず。
芸妓さんの行き交う路地は猫の路地でもある。置屋にはもちろん猫。
常駐の黒白。大白斑と縄張りが被っているようだが、現在はどちらかというと黒白の居住権の方が強いみたい。
「そりゃそうですよ。家だってあるんですから」
散歩を終え、ゴーゴーカレーでお昼ご飯を済ませ、分倍に戻ったのは13時半。自転車に跨がったまま近所の猫路地を覗くと、突き当たりに武蔵がいた。
きょとんとした表情。ご飯あげてるわけじゃないから、ちゃんと覚えられてないかも。
よくよく見ると鈴がお揃い。もしかして同じ家の子なのかな。まさか兄妹じゃないとは思うが、先日ここで見かけた三毛が母なら、毛色の遺伝的にはあり得る(尻尾の形状が違いすぎるけれども)。