サチコの粗相は日を追うごとに程度が増していて、今朝起きてみると、猫用トイレの前にうんちとおしっこ、1階の廊下にもうんちがあった。最早サチコはそれらの場所をトイレと認識しているのかも知れないと思い、それぞれの排泄物の前に連れて行って、匂いを嗅がせて軽く叱り、子猫に教えるように猫トイレの砂を掻く仕草をさせてみたが、シャワーを浴びて風呂場から出てみると、台所のキッチンマットに更なるうんちを排出しているところだった。一応病院には連れて行くつもりだが、深刻な病気などではなく、単に老化が進んできたことの現れだと思う。最近はほぼ毎日、うんちまたはおしっこ、あるいはその両方が床に排泄されている。
粗相する場所に防水シートを敷いたとしても、汚れたシートを洗う手間が生じるし、そもそも恐らく敷いた場所では排泄しない。ケージに閉じ込めたとしても手間は同じで、それならむしろフローリングの床にぶちかましてくれた方が、後始末は楽だしサチコのプライドも傷つかない。後始末には凝固剤が有効だろうし、介護用のディスポーザブル手袋もあると便利だ。そのほか除菌消臭剤、ビニール袋、トイレットペーパー、雑巾などをひとまとめにして、かごにでも入れて準備しておけば、スムーズに作業できるだろう。排泄物を発見するのは俺がトイレに起きる朝3時とか4時とかが多く、手早く片づけてすぐに寝たいので、無駄な動きは封じたい。サチコには精神的にずいぶん助けられたので、介護には全力で取り組む。
そんな感じで今朝は4時半に起きて排泄物の処理をしていて、いつもより早く家を出られので、日勤前にはやや不便な横浜線沿線へと足を延ばしてみた。乗換駅は京王片倉~片倉で、スタート地点の相模原に到着したのは6:45。会いたい猫に会えたので、眠いが嬉しい朝だった。
お気に入りのあやめちゃん。懐いているわけではないんだが、時々とても会いたくなる不思議な子。
黒白を撮り終えて元来た方を振り向くと、あやめちゃんの飼い主と近所の婆さんが二人で手招きしている。何かと思って引き返すと、もう1匹いるから写真を撮っていけとのことだった。皆様あっての一日一猫。
でもちょっと遠くて高い。庭に入って撮ればいいと勧めてくれたが、それでも届かず、ああでもないこうでもないとやっているうちに逃げてしまった。
今日会えた猫は4匹でこれが最後。4.6km歩いた割にはやや淋しい結果だった。