朝の1時間ほど雨が降るとは聞いていたが、散歩時間にぶち当たるとはツイてなかった。予定では西立川〜立川を歩くつもりだったが、猫が雨宿りするような場所が思い当たらず、八王子駅周辺を一回りするコースに変更した。見かけた猫は3匹のみ。
駐車場の三毛は目つき通りの反応で、この直後、見えなくなるまで逃げて行った。この子はものすごく臆病で、まともに写真を撮れたためしがない。
雨水の溜まった容器を前に呆然としていた。昨夜そんなに降ったっけ?
今朝は雨模様から急激に晴れていく狭間の天気で、写真撮影にはまったく不向きな光だった。薄雲がかかって空が白んでいたり、明け方などに高感度で撮影する時、奥行きのない、階調に乏しい絵のような描写になってしまうのは、撮像素子の小さいAPS-Cの宿命らしい。こういう条件でもフルサイズなら多少きれいに写るようだし、フィルムならそれよりもっときれいに写ると思うが、俺は悲しきサラリーマンであり、通勤の荷物の重さや写真の歩留まりを考えると、APS-C以外の選択肢はない。もっと自由にやれたらいいのにと思わないでもないが、こういうモチベーションというのは、制約のあった方が長続きするような気もしている。