冬場の関東の好天続きは、散歩が趣味の者としてはとてもありがたいが、写真を撮るとなると時にコントラストが高すぎて困る。俺が撮影するのは動物の中でもとりわけ気紛れな猫であり、物理的に撮影可能であっても、光の加減がどうにもならなくて断念することがたまにある。今日の散歩もそうした理由でスルーしたのが2匹。カメラに収まったのは5匹。景色は良かったが、歩いた距離（6.7km）の割には残念な結果だった。
歩いた区間は平山五丁目バス停〜平山城址公園だが、経由地に長沼駅を含むなど、とても一言では言い表せない複雑な経路を辿り、ようやく1匹目に遭遇したのは猫ヶ丘の頂上付近。スタートから1時間20分も経過していた。夜勤明けにこれだけ会えないとツライ……。
もこもこの毛皮に立派な尻尾。でもきっとこの顔つきは逃げる。
予想通り逃走を図ったが、民家の敷地内で一旦停止してくれた。惚れぼれするくらいの尻尾だなあ。
同じ敷地にはそんな俺たちを遠巻きに眺める黒白もいた。
行く手の日陰に猫発見。暗くて分かりにくいかな。
水鉢の水を飲んでいた黒白。こちらに気づくなりダッシュで逃亡。
今日は逃げられる日。農家の敷地から現れたキジトラも微妙に俺を避けている。
日陰に逃げ込んだ。日なたから日陰を撮るってテンション下がるねえ……。
猫ヶ丘下の猫拠点には茶トラがいた。
個性的な曲がり尻尾をもう少し近くで見たいな。
しかし、やはり日陰に逃走。あどけない顔立ちの茶トラだった。今日はこれだけ。
