梅雨の間はあまり感じなかったが、いざ明けてみると早朝でもそれなりに暑い。以前のように早朝の1時間ほど散歩して9時に出社するならまだいいが、10時出社となると気温も上がり、体にはかなりダメージを受けて、仕事中の倦怠感が半端ない。問題なのは夜勤で、こちらは出社時刻が17時に変更されている一方、今のところ家を出る時間を変えるつもりはないので、最も暑い正午から夕方まで5時間も外を彷徨うことになる。もちろん出ずっぱりではないが、カフェなどで時間を潰すにも限度があるので、この5時間をどう過ごすか今から悩んでいるわけである。ちなみ今日の最高気温は33.7℃。すでにだいぶ日に焼けた。
今朝の散歩は昭島駅から某巨大神社まで。歩き始めて間もなく、巡回帰りと思しきキジトラに行き会った。
昭島駅周辺は拝島~立川通勤時代に度々訪れたものだが、西立川へ引っ越してからは足が遠のいた。この路地で猫に会うのは4年ぶりだ。
車の下で休んでいたのは長毛黒。もしかしたら過去に何度か会った子かも知れないと思い、帰宅してから調べてみたところ、確かに長毛黒に会った記録はあるものの、真っ黒なだけに断定できない。
……なので、最初に会った2014年2月の写真や、最後に会った2016年9月の写真を丹念に見比べて、ようやく同一人物であることが判明した(虹彩で同定)。この4年でだいぶ苦労したようだけど、再会できて嬉しいよ。
しゃがんで呼んでみたものの固まったまま動かず、立ち上がったら逃げてしまった。
殺風景な一本道はかつての五日市鉄道の線路跡。1kmほど北を並行して走る青梅線(旧青梅電気鉄道)は、沿線に各種軍需工場が建ち並んでいたため残されたが、こちらは不要不急線として1944年に廃止された。戦前の航空写真を見ると、この辺りは見渡す限り一面の田畑が広がっており、線路端にはぽつぽつと農家が点在していたようだ。道路際に佇む猫は、当時のネズミ番の末裔かも知れない。
なぜか近寄ってくるキジ白。そうか、7時を過ぎたからお腹が空いたんだね!