今日は一日だけのお休みで、最初は京王線猫行脚にでも出かけようと思っていたが、また10km以上歩く羽目にでもなったら明日がきついので、古い知り合いを訪ねて拝島と福生へ行ってみることにした。どちらも駅の近くなので長い距離を歩く必要はないし、福生まで行けば駅前の西友でジンギスカン用のラム肉が買えるので、マコちゃんにも喜んでもらえる。
マコちゃんは生肉の中でもとりわけ羊肉が好きで、ジンギスカンの日は食卓にホットプレートを出しただけで落ち着かなくなる。羊の肉ならわざわざ福生まで行かなくても、中河原のライフにも売っているが、どういうわけかマコちゃんは西友の肉しか食べない。Amazonで売っている北海道直送の厚切り肉も食べない。羊の肉なんてほとんどがニュージーランド産なので、どれも大して変わらないはずなのに、マコちゃんが特定の肉を好むのは、微妙な臭味の違いなのではないかと思っている。俺たち夫婦は、比較的臭味が少ないとされるラム肉(仔羊肉)よりも、臭いの強いマトン肉の方が好きだが、マコちゃんもそれと同様の好みがあるのかも知れない。
まあそんなわけで家を出たのは8時半すぎ。自転車を漕ぎ出してすぐ、横丁の曲がり角に武蔵がいるのを見つけた。向こうはすでにこちらへ突進中。
この子のチャームポイントは前足の指先の色班。白斑のある猫ってたいてい完全なホワイトミトンなんだが、たまにこういう毛色の子を見かける。
拝島の旧々々居から西立川へ引っ越したのは2015年秋。こいつはきっとそのあとに生まれた子だろうな。
高みからこちらを見下ろす猫発見。あれはカギ尻尾のお嬢さん宅だけど、遠目にも別人って分かるなあ。
あの子にはもう会えないような気がしているけど、もし元気にしているなら、俺が会いたがってたって伝えておいて。
近所を一回りして駅に向かっていると、シャム混1号が自宅の壁際に出ていた。
前回会ったのは去年6月。背中の毛はその時から刈られていたので、きっと皮膚病か何かの治療中なのだろう。久しぶりに会えて嬉しかった。
拝島から2駅先の福生へ移動して、歓楽街を一回り。猫には1匹だけ会えた。
ちんまりしていたのは踊り子さんの妹分B。ねぐらにしていた駐車場で会うことは少なくなった。踊り子さんや妹分Aはここのところまったく見ない。
福生の西友で買い物を済ませ、家に帰ってきたのは正午前。近所の路地に武蔵の姿はなく、代わりにはっちゃんが出ていた。
この路地は入れ替わり立ち替わりで猫が出てくる。うちの庭にも遊びに来ればいいのに。